【AE86編】まるで現実の頭文字(イニシャル)D?!原作を忠実に再現したカスタム大紹介! | CARTUNEマガジン
【AE86編】まるで現実の頭文字(イニシャル)D?!原作を忠実に再現したカスタム大紹介!

2018年02月01日 (更新:2022年08月04日)

【AE86編】まるで現実の頭文字(イニシャル)D?!原作を忠実に再現したカスタム大紹介!

言わずと知れた超有名走り屋漫画、頭文字D。今回はそんな頭文字Dに登場するAE86達とその実際のカスタム例を紹介します!

頭文字DとAE86

クルマ好きなら知らない人はいないであろう超有名走り屋漫画、頭文字D。そんな頭文字Dの登場車で一番知られているのはやはり藤原拓海のAE86でしょう。

リトラクタブルヘッドライトのAE86スプリンタートレノが数々の国産有名スポーツカーを相手に戦っていく展開に胸を熱くした人も多いのではないでしょうか。

AE86型カローラレビン/スプリンタートレノは安価で手に入るコンパクトFRスポーツカーの一台として、もともと頭文字D原作の連載が始まる前から走り好きからは人気の車種であり、90年代の走りスポットには必ず何台かいるほどの車種でした。

そんなAE86ですが、頭文字Dにはシリーズ全体で藤原拓海のトレノを含めて3台が登場します。この記事ではその3台を振り返りながら、AE86の実際のカスタム例も紹介していきます。

「曲がる!曲がってくれ俺のハチロク!」藤原拓海のトレノハッチバック

サイドの「藤原とうふ店(自家用)」のステッカー、足元を引き締めるワタナベのホイール、黄色いフォグランプ、そして闇夜に光るリトラクタブルヘッドライト・・・頭文字D本編を見たことがない人でも、一度は写真やイラストを見たことがある人が多いであろう、「秋名のハチロク」です。

このAE86は前期型のGT-APEXというグレードで、ストーリー序盤ではライトチューンの4A-GEUエンジンを搭載していましたが、中盤でエンジンブローした後にTRD製のグループAレース用5バルブ4A-GE改エンジンに載せ換えられます。

また、外見上では物語の途中からボンネットがカーボン製のものに変更されたのも大きな変化の一つです。軽い車体を生かし、天才ドライバー藤原拓海とともにRX-7やランサーエボリューションといった名だたるスポーツカー達と互角以上に渡り合ったこのAE86に影響されてAE86トレノを買う若いユーザーも多く、このクルマを細部まで再現したカスタムも多く見られます。

完全レプリカ仕様!lemoned_ae86さんのAE86トレノハッチバック

引用元:CARTUNE

藤原拓海のAE86、それも最終進化形である神奈川最終決戦仕様をほぼ完璧に再現したlemoned_ae86さんのAE86。その再現は外装だけでなく内部にも及びます。

というのも、なんと劇中仕様と同じようにAE101型向け5バルブ4A-GEエンジン、通称銀ヘッド4A-Gをチューニングして搭載しているのです。まさに頭文字Dの世界からそのまま飛び出してきたような一台と言えるでしょう。

「なめんなよ…手ぇ抜いてっとブチ抜くぜ!」秋山渉のレビンハッチバック

ストーリー中盤、藤原拓海がグループAエンジンを搭載したAE86で初めて対決する相手が、、AE86レビンを駆り埼玉県を拠点として活動する秋山渉です。

秋山渉のAE86レビンは前期型のGT-APEXで、色は藤原拓海と同じく白黒のツートーン(正式名称「ハイテックツートーン」)、TRD製のリアスポイラーを装着しています。

しかしこのAE86を語るのに欠かせないのはやはり過給機です。秋山渉のAE86はなんと初登場時はターボチャージャーを、そして2回目以降に登場した際にはスーパーチャージャーを装着しており、彼の熱い性格と相まって、激しい走りを藤原拓海や2回目の登場時に対決した黄色いRX-7を駆る高橋啓介に見せつけたのです。

秋山渉のAE86はその中身以外は基本的には当時のAE86カスタムの定番に沿って仕立てられており、再現しようとしなくてもカスタムしていくと案外似たものが出来上がります。

いかにも走り屋な雰囲気!ネモハチさんのAE86レビンハッチバック

引用元:CARTUNE

まるで90年代からタイムスリップしてきたような、当時の走り屋そのままの雰囲気を漂わせるネモハチさんのAE86レビンハッチバック。

ネモハチさんはこのAE86を基本的に自分の手でカスタムされているそうで、現在はエンジンを載せ換えるべく準備を進めているそうです。

あまり走らせずに大切に維持されるクルマになりつつあるAE86シリーズですが、まだまだ現役で走りも弄りも楽しめるということを証明する一台と言えるでしょう。

「見えたんだ、白い翼が・・・」乾信司のトレノクーペ

ストーリーの最後を飾る、椿ラインでの神奈川最終決戦で藤原拓海が対峙するのが18歳のダウンヒラー、乾信司です。

乾信司は、免許を取る前から母親のためにラリーストであった父親の遺品であるAE86を運転していたという、免許を取る前からAE86で豆腐を配達していた藤原拓海とそっくりな設定を与えられたキャラクターで、最強の敵として神奈川制覇を目前とした藤原拓海ら「プロジェクトD」に立ちはだかります。

そんな乾信司の駆るAE86はハイテックツートーンで後期型のトレノGT-APEXのクーペです。

劇中に登場する中では唯一のクーペ、つまり2ドアのAE86となるこのクルマですが、実は90年代当時の走り好きの間では3ドアハッチバックよりもこちらのクーペの方がその車体剛性の高さから人気がありました。

ツボを押さえたカスタムが施されたテッチマルさんのAE86トレノクーペ

テッチマルさんのスプリンタートレノAE86の画像
テッチマルさんのスプリンタートレノAE86の画像

派手なモディファイはされていませんが、ホイールやマフラーなどツボを押さえたパーツチョイスがされているテッチマルさんのトレノクーペ。純正プラスαの状態を保ちながら、大切に維持されている一台です。

終わりに

いかがでしたでしょうか。このように頭文字Dの劇中で様々に活躍したAE86ですが、本物のAE86も操る楽しさと自分で弄る楽しさを兼ね備えた一台と言えます。

皆さんもぜひ頭文字Dの様々な名シーンを思い出しながらAE86のカスタムを楽しんでみてください。

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