カルボさんが投稿したカルボ的試乗レビュー・試乗レビュー・9段階評価・ムーヴカスタムに関するカスタム事例
2025年03月11日 16時58分
カーシェアとかのレビュー載せてる自己満アカウント 購入検討している方の参考になればと思います ※素人記事なので苦手な方は見ない方が良いです。
レンタカー・カーシェアシリーズ第331弾
ダイハツ ムーヴカスタム(4代目)
続いて乗ったのは4代目のムーヴカスタムです。ライバル車は色々と乗りましたけど、この型のムーヴカスタムはまだでしたので、乗ってみることにしました。
4代目ムーヴカスタムとは?
『今回のフルモデルチェンジでは、プラットフォームからエンジンまで全身一新、「わたしのかろやかオールマイティ」をコンセプトとしたムーヴと、「上質・快適移動体(ムーヴィング・アメニティ)」をコンセプトとしたムーヴカスタムの異なった個性の2タイプを設定した。エクステリアは、アイデンティティとして踏襲した縦長リヤコンビネーションランプを採用、カスタムは4灯タイプのプロジェクター式ヘッドランプや大型フロントグリルをデザインとする。ツインカムDVVT3気筒「KF-VE型」と、ツインカム3気筒ターボ「KF-DET型」のTOPAZ NEOエンジンを搭載。それぞれ58馬力・64馬力を発生し、上級CVT、標準4速AT、5速マニュアルも一部選択可能とする。レギュラーシリーズは、「L」、「X」、「Xリミテッド」。カスタムシリーズは、「カスタムL」、「カスタムX」、「カスタムXリミテッド」、ターボ搭載は「カスタムR」と「カスタムRS」をラインアップ。リヤシートに左右一体式ロングスライド(255mm)およびワンモーション荷室 フラット機構を採用し多彩なシートアレンジを実現。左後輪付近の視界をサポートするリバース連動ドアミラー、電子カードキーによるキーフリーシステム、プッシュボタンスタートやオートライトなどの先進装備を上級グレードに標準、もしくはオプション装着可能とする。』
(goo-netより引用)
今回の車両はターボモデルで、カスタムRリミテッドになります。平成19年5月登録車です。新車価格は147万円、四駆が159万750円です。
外観
まず、平成19年5月時点でのカスタムのグレード構成です。
・カスタムL
・カスタムX
・カスタムXリミテッド
・カスタムRリミテッド
・カスタムRS
ざっくり分けると5グレード構成で、ここからFFか四駆か分かれます。カスタムLはホイールキャップが付く廉価グレード、カスタムXで14インチアルミホイールが付いたり、オートエアコン化されます。カスタムXリミテッドはCVTになり、サイドのエアロが追加されます。今回の車両であるカスタムRリミテッドは、2007年にカスタムRに変わるグレードとして追加されたモデルで、15インチアルミホイールが付き、カスタムRからスマートキーも追加されます。カスタムRSは16インチアルミホイールになり、ステアリングがMOMO製の物に変わります。ざっくり分けるとこうなります。では外観を。フロントは、先代型は四角っぽいデザインでしたが、4代目では丸みを帯びたフォルムに変わりました。このフォルムは、後の5代目や6代目にも受け継がれていますね。ヘッドライトは、ボンネット奥側まで行くデザインで、当時のトレンドです。グリルはメッキ装飾が入り、シンプルですが上質ですね。サイドは、この個体はピラーがメッキ化されていますが、本来は無塗装です。丸みを帯びたフォルムで、ハイトワゴンながら丸いです。リアは、縦長のテールランプの存在感がありますね。この型はまだ横開き式のバックドアです。まとめると、デザインは先進的かなと思います。私は3代目が好きなので、この型はちょっと丸すぎる気がします。6代目で丸みは少し抑えられましたが。
内装
ドア側は、上部がファブリックで、使用範囲が広いですね。ドアハンドルはメッキ装飾です。内装はハードプラだけで構成されます。メーターはセンターメーターで、私は好きじゃないです。ここ周辺も丸みがあり独特です。ハンドルは社外のハンドルカバー付きでした。本来はウレタンです。室内照明はLEDですが、本来は豆球かと。今回の車両、社外のシートカバーやクッションが付いていましたが、シート自体はかなり柔らかい印象を受けました。これは残念です。シートカバー越しでも柔らかい感触がありました。シフトはストレート式です。パーキングブレーキは足踏み式になります。シフト周辺がカーボン調になっていますが、本来はシルバーパネルです。パーキングブレーキは足踏み式ですね。エアコンの温度調節はダイヤル式で、節度感は良いですね。ペダルレイアウトは良く、足をパンと出すとブレーキの中心より右側ですが踏めます。助手席ですが、25cm〜平手が入らない程と、広いですね。後席ですが、この個体はウィンドウにスモークが貼られていました。ドア側の質感は変わらないですね。ボディ剛性は軽自動車にしては並かなと。後席のシートはやや固くなった印象です。身長177cmの私で、頭上空間が拳3.5個、足元空間が27cmと広いですね。ビックリです。角度調整はできます。
今回の個体はこんな感じに社外のシートカバー付きでした。本来は黒と紺のファブリックのシートです。
ペダルレイアウトは問題ないです。ボンネットはノブを引いて開けます。
メーターは赤色に光ります。上質さはありますね。
車幅は掴めないですね。ワイパーもガッツリ見えてしまいます。もう少し隠してほしかったです。
荷室
大体ですが幅121cm、奥行き26cm、高さ82cmです。
後席を倒して奥行き130cmになります。車中泊はこれだと厳しいと思います。
前席と後席は繋がります。これなら行けるとは思います。
ヘッドライトを点灯させました。HIDですね。ただし、オートライト機能はありません。ハイビームはハロゲンですね。テールランプは豆球です。
タイヤ
今回の車両は社外のホットスタッフ製のアルミホイールを履いていました。タイヤはハンコックのウインターアイセプトiZ2Aです。2019年製のタイヤみたいです。
搭載エンジン
KF-DET型の64馬力、4ATになります。アクセルはこれもペダルのフィーリングが悪いです。ブレーキはやや制動力が弱い気がしますが、スカスカではなく、2割くらい踏むと若干は効くので、まだマシだとは思います。ブレーキタッチはそこまで良くはないです。加速はターボエンジンということもあり良いです。4ATのギクシャク感も特に無かったです。加速の反応は早いので良いです。静粛性は普通かなと思います。ロードノイズは少し目立つかなと思います。スタッドレスタイヤの影響かもしれません。dBは74前後です。そこまで静かではないです。停車時は、ハンドルに少し振動がありますが、気にならないレベルです。dBは56前後です。ハンドルは適度に軽く扱いやすいですね。ただ、だるさはあるので、ハンドリングは良くないです。サスペンションはやや硬い印象がありました。リアからの突き上げも若干感じるので、もう少しソフトな方が良いのかなと思いましたが、乗っていてそこまで嫌な硬さではないです。直進安定性は悪いです。タイヤのアライメントが狂っていました。ハンドルが真ん中より右側に向いてしまい、真っ直ぐになりませんでした。この個体は修復歴ありでしょうね。今回も高速道路は未検証です。残念なことに、周辺の高速道路が渋滞酷いので・・・。4代目ライフ、初代ステラ、2代目eKワゴン、3代目ワゴンRが、2007年当時のライバル車にはなりますが、ekワゴンとワゴンRは乗ったことないのでライフとステラとの比較を。質感はライフの勝ちです。ライフは安いグレードでしたが、内装の演出が上手かったです。ただし、ライフは足が硬く乗り心地は悪いです。そこはムーヴの方が上だと思います。ステラと比べますと、ステラは後席が狭いです。ただ、走行した際の安定性は記憶が曖昧ではありますが、ステラの方が高かった覚えがあります。まとめましょう。
まとめ
良いところ
・ストレート式シフト
・ダイヤル式エアコン 節度感⭕️
・ペダルレイアウト⭕️
悪いところ
・車内からガッツリワイパーが見える。-0.5点
・前席のシートが柔らかい印象。快適とは言えない。-0.5点
・アクセルペダルのフィーリング。-0.5点
・この個体だけだが、アライメントが狂っていた。
評価:3.5点 悪くはないです。検討しましょう。
基本的にはしっかり造ってある印象で、乗っていて嫌とは感じませんでしたね。2006年当時としたら、出来はそこそこだと思います。ただ、悪いところもありますので、それを踏まえて私からは3.5点です。