M5のBMW Z4・代車生活・シャブ返し・インプレッションに関するカスタム事例

緊急事態宣言下での数々のネットショッピングのお支払いが今頃来ています。何を買ったか？よりも何で買ったのか？がわからないものが多々あります。
全国のおっさん&淑女の皆様ごきげんよう。
改めて結構買ってるなぁと思うのです。言い訳だけが上達しました。
代車の話。今日はまじめに書きます。今日「は」とは何だ。いつも真面目です。ただ真面目だからと言って、全裸で書いている時もありますが、本人はいたって真面目。代車はZ4です。2リッターみたいです。

月曜日の赤坂です。前日広々とした漁港の広場に何時間もタダで止めていたのに、こんなギスギスな場所で秒で金がかかります。

ちょうどポロ〜ンとオイル警告。何でM5で仕事なのかと言うと年点検とミスファイアのエラーログ確認に出す為です。ベンツもブレーキの交換が待っています。2台ともダメという事態です。おかげで静岡は禁3000回転オーバーでじんわり走る羽目に。あと数時間我慢すればドック入りでしたが、気持ち悪いので足し油です。

因みにこの駐車場、ネーミングがダンさん好み。絶対いやらしい想像に着地させるでしょう。

さて、Z4です。内装はこんな。この辺のクルマはどうも子供っぽい。エランとかああいうライトウェイトみたいに質素にした方が雰囲気出るんだけどねぇ。好みの問題ですが、もう少し引き算した方が飽きないかも。

デジタルメーター。コストダウンですね。タコメーターが時計と反対周りで上がってくるので非常に気持ち悪くわかりにくい。まぁ、MTじゃないからいいか。デジタルの利点は情報を集約できる事ですが、この場合情報量が多すぎて邪魔くさい。

レーンアシストの方式がベンツとは違うんですね。私のM5はそんなもん付いてないので知りませんでしたが、ベンツは車線を逸脱すると対角線のリアブレーキをつまんでレーンに戻すのですが、こいつは舵を制御してるみたい。ステアリングが効かなくなった感覚がしてとても怖かったです。

シート。これは良いですよ。デザインもケツの下のクッションの痩せ方も良い。本当に良い。オープンは内装も外から「見せる」という要素があるからシートもデザイン性が必要なんでしょうね。

エンジン。2リッターターボ。多分200馬力は出てる。トルクはあります。昔のの三菱4G63みたいに高回転になると惰性で回ってる感じ。低い回転で楽しむ感じでしょうか。3〜4000くらいで十分。

エンジンルームスッカスカ。良いですね。それにしてもきったね〜な。今回もリバイ兵長の言い方発動です。

そうか、フェンダーと一緒になってるから汚れるのか。この後掃除致しました。

よしよし綺麗にしたぞ。このクルマ、最初の印象がとても悪かったのです。足回りはスポーツカーとファミリーカーの中間みたい。良くも悪くも印象に残りません。どっちつかず。でも間違いなく良いクルマなんです。

オープンでも乗ってみました。モワッと暑くて嫌になりました。剛性感は良いのです。でも私には向いてない。モヤモヤしながら乗っていました。

でもふと気付いた事があります。このクルマ、メーターのスピードより体感も視界の景色もずっと速く感じます。踏みすぎたと思って見ると60キロくらいしか出てない。

音もうるさいし、バフバフとバブリングも強め。
なるほど演出なんですね。遅い速度(法定速度・安全な低速)でも速いという体験が出来る。そういう事か。このクルマの訴求点はそこなんだな。

ついつい営業として売るとしたらという目線で考えてしまいました。エクステリアではこの大げさなダックテール。良いですね。伝統的。リアタイヤは255幅の19インチが入りますが、このパワーには広すぎてデカい、重い。これサイズダウンするともうちょいひらりひらりですかね。カッコいいから良いや。

この幌のしわしわ。雑にたたんだ洗濯物みたいに皺だらけ。こんなの見たことない。明日返却なので一通りの洗車も終了。すごく勉強になった。やっぱり5分10分で何が分かるって感じました。真面目でしょ？いつもです。

数日間過ごしましたが、自分が先入観だけで、更に減点法でクルマを見ていた事がわかりました。特に最近は高性能なクルマばかりに乗せてもらってるので。それぞれのクルマには特性があり、そこを美味しく頂けるかどうかが運転手の能力なんですね。私は素人なので何日もかかりますが、試乗は何回かすべきだなと感じました。クルマ楽しいな。