ミラのBGFKさんが投稿したカスタム事例
2025年06月09日 08時04分
おはようございます
7:45AM
昨日設置したDAISO2連ワイドレンジTWの評価の続き
自分のオーディオ論として少し前から確信しているのは
・万能な方法は存在せず全てメリットデメリットをあわせもつ
・自分が出したい音のために何をとって何を捨てるかという選択になる
ということで
今回もそれを改めて思っている
昨日のインプレで中域が分厚くなったが被っている、としたが、
それはその通り
なのだが、その中域の質感は大幅に向上している
理由として推測しているのは、
TWのユニットからフルレンジのユニットに変更になって、
foが大幅に下がった
ビフォーのTWは、1.5KHzあたり、実質使えるのは2k台、といったところだったのが
DAISOはfoが180Hzあたりであるため、
ハイパスフィルターをかけて下に向かって減衰しながらもしっかり再生していく
これがドアWFをフルレンジで鳴らしているため中域の音が引っ張られてくる
ドアWFは素でも4kあたりからすっと落ちているのでフルレンジで使っている
質感はダッシュの音なんたけどドアからの音が量的にそれを支えているイメージ
クラシックのピアノや管楽器の音の質感が全然よい
中域から中低域にかけて
DSPの音に慣れている人には違和感もしかしたら拒否感さえでるかもしれない
DSPでは帯域分割はしっかりやるというのが大前提というかそれを確実にやるための武器でもあるわけで
だがそれが全てにおいて正解となるのかといえば自分は疑問符となった
車のようなアブノーマルな空間でのマルチなスピーカー構成では、自分の方法論でいえは、どこをとってどこを捨てるのかがあり、
楽器の質感を取るのならこういうのも大アリだなと
従来のカーオーディオなら被りがあるならきっちり切ったほうがよい、という正論があるわけだが、
今のミラでは、ダッシュの音はどうしてもドアと被っていく
被ることによって生かされる音がある、という認識となっている
ドアの音の上を少し切るかという点はあるのだが、
アナログフィルターではそれはデメリットが大幅に上回るという現在の認識
まあ10日後にはまた違うこと書いてるとは思うが笑