BGFKさんが投稿したカスタム事例
2025年02月18日 19時11分
音楽を語り楽しみ感じるオーディオを
続いてここの部分の解析
DACの出力が、チップからのところではLRそれぞれバランス出力になっていて、外付けのフィルター回路として、アンバランス化とローパスが必要となっている
そのためにこのオペアンプが存在するのだが、このオペアンプ周りの素子が音のキャラを大きく左右する
世の中全て省電力小型化が要請されているが、コンデンサ、抵抗の類も小型化するとチップにならざるを得ない
その中でコンデンサはいまのところ、積層セラミックコンデンサが殆どである
しかし自分はどうも、今時のオーディオの音のキャラである、良くも悪くも音の温かみがない部分は、この積層セラミックコンデンサによってもたらされているのではないかと疑っていて、
となると、大型化してでも自分で基盤と素子を組んだ方がよいという結論になっている
回路を読んだ
多分間違ってはいないはず
今までも、こういうバランス→アンバランス化とローパスの回路は見て扱ってきたので、だろうな、というところである
しかし今回もっとも注目しているのは、出力のところに33Ωの抵抗が入っているだけで、カップリングコンデンサは入っていない
これは攻めている
通常、ここには電解コンデンサが入るのだがそれを省略している
電解コンデンサが一つ直列に入るだけで音はその分甘くなってくる
カーアンプの「チューン」で、入力部のカップリングコンデンサをなにかリプレイスしたところで自分からしたら五十歩百歩なのだ
「チューン」とか言うような話ではない
ついでにいうと、その入力部のオペアンプを交換しました〰️っていうのもそれほど意味はない
むしろその周りの抵抗とコンデンサこそ吟味して変更すべきだと思う
コンデンサは交流を通す性質がある、となっているが、それは電子が直接移動することによってではなく、
絶縁体を介しているため、正確に説明出来ないが電荷量をコピーして送り渡すみたいな形によって交流が通じているように振る舞っている、が実際の姿である
なので信号ルートにカップリングでコンデンサが入るのは原理的にそこで劣化コピーが起きていると自分は理解している
話を戻すと、最終的には上の読んだ回路を別基盤で組み直す
追記1
追記2
2021年12月