GRヤリスのナットダイス・ハブロックナット・選定方法・持つべきものは友。に関するカスタム事例

昨日投稿した件で問い合わせが来たので忘備録も兼ねてダイスナットの選定方法を記したいと思います。
ご覧の通りネジ山がやばいことが分かります。
このボルトの規格が分からなければハブロックナットもダイスナットも注文できません。
そこで分かるところから調べることにしました。
ピッチゲージ（これはタップダイスセットに付属してる物）を使用して調べると写真の通り1.5のゲージがドンピシャ。
ピッチは1.5確定です。

次にボルト径を測定してみます。
測定する場所によってノギスの値がバラバラ。（本来は山の天辺では測定しない）

しかもボルトの山部分は傷がついてる為、正確に測定出来ず。

そこでネットを頼りデータを入手。
この表に照らし合わせるとM22なのかなぁ？

まだ自分なりに納得、理解出来ないのでネジのスペシャリストへレクチャーを受けることにしました。

スペシャリストさんから『先ず測定するのはノギスではなくマイクロメーターで測定して下さい。』と。
マイクロメーターは持ってるので再測定をしようかと思いましたがとりあえずニアリー値で相談に乗ってもらいました。
JIS規格で調べて頂き、その表まで写真を送ってもらいました。
その結果、このドライブシャフトのボルト径はM22のピッチ1.5と断定。

いつものモノタロウさんでダイスナットをオーダー。
そしてハブロックナット。
これ、モノタロウさんの車種別検索機能で調べたがハブロックナットはGRヤリスで調べると品番がわからない。
海外のサイトと師匠の伝手で何とか探し当て品番をゲット。
リサーチしたところ最近のカムリとか同じハブロックナットを使用してることがわかりました。
その車種でモノタロウさんの検索機能を使いこいつも断定でき、一緒にオーダー。
そんな流れでした。

一応、参考までにハブロックナットも調べてみました。
M22確定です。
問い合わせをしてくれたフォロワーさん、参考となったでしょうか？