パジェロのヒヤッとした故障体験に関するカスタム事例

実は何度もトラブルに見舞われているスーパーチャージャーですが、初めての時は驚き戸惑いました。走っていると、突然ステアリングが重くなり、バッテリーの警告灯が点灯します。ステアリングが重いので、路肩に停めるまでが一苦労です。停めたら間もなくエンジンが停止しました。バッテリーへの充電も、このベルトが関係しているからです。
ベルトが外れるだけなのはまだマシな方で、切れると大変です。切れる場合は、大抵何処かにベルトが絡まったり動かなくなったりして切れるので、他の部品が損傷します。クランクが破損することが多く、その度に約７万円が飛んで行きました・・・。そんなことが約６ヶ月毎に起こって、ベルトの在庫も無いから、「スーパーチャージャーを無効化しましょう。」と、以前お世話になっていた整備工場で言われました。しかし、スーパーチャージャーをメインテナンスしてくれる整備工場が見付かったので、無効化を止めてそこで調整して貰いました。にも拘らず、調整して貰ってから凡そ４ヶ月後、又々トラブルに見舞われて止まってしまったのがこの写真です。限られた予算内でやって貰った作業なので仕方無い。

写真のように、ベルトが外れています。

積載車を待っていたら、夜になってしまいました。これから５０ｋｍ程離れた場所にある整備工場まで運んで貰うと、とんでもなく遅くなるので、この日はレッカー屋さんに愛車を預かって貰うことになりました。それはそれで心配になりましたが、任せるしかないのでお願いしました。保険会社から依頼を受けて来てくれているレッカー屋さんなので大丈夫だと思いますが、初対面の人に車を預けるのは、不安を掻き立てられます。当然ながら、翌朝ちゃんと整備工場に届けてくれました。

それからベルトはトラブル無く、パワーを伝えてくれています。