G4の787Bに関するカスタム事例
2021年06月01日 09時52分
30年前の水無月・・・
「At this year's Le Mans, we had quite a following.」
ルマンの季節 6月になるとこの広告の仕事に関われたことを今でも懐かしく そして嬉しく思う
イギリス人のコピーライターが書いたヘッドラインは世界中から多くの反響を頂き
この年 英文広告を表彰するFCC賞 金賞に選ばれ同時にポスター部門で銀賞も頂いた
深夜TVの前 787B優勝の瞬間心が震えた 思い出すと今でも・・・💕
#787B
#LeMans
6月はLeMansの季節・・・
「挑む」MAZDA 787B
R26B型直列4ローター2,616cc 750ps以上／9,000rpm
1991年ロータリーエンジン最後の挑戦で初の総合優勝。
レース終盤2位に上りスーパーバイザーの、ジャッキー・イクスが「ドイツ人は下位とのマージンを確保したがる」とペースアップを提案、大橋監督は1周あたり1秒のアップを指示し猛チャージ。追い上げられているとメルセデス陣営はさらなるペースアップ、それが裏目に出てエンジントラブルの誘因となった。
55号車をドライブした3人の勇者はフォルカー・バイドラー、ジョニー・ハーバート、ベルトラン・ガショー。
ブレーキシステムサプライヤーのブレンボは「仕様書通りの開口面積を確保したブレーキ冷却ダクトを装備したのはマツダだけだった」と評価。可変吸気システムもこの車の特徴の1つで後の市販車へもその技術がフィードバックされた。
優勝へ導いた往年の名ドライバー、ジャッキー・イクスはレース後マツダのボーナスの提示に「私はマツダを優勝させるために契約したのだから貰う理由はない」と。車検時やレース後のクレームにも彼の貢献は大きかっただろう。
日本勢の中では最も古くからルマンに挑戦してきたマツダ。ロータリー最後の年、最後の1周まであきらめずに挑んだ戦いに、欧州のメーカーからも数多くお祝いの言葉をもらった。
#787B
#LeMans
