クラウンロイヤルのクラウン70周年記念展・クラウン・トヨタ博物館・ボディカラー図鑑・梅雨入り間近?に関するカスタム事例
2025年05月23日 23時50分
まいどご覧いただき、誠にありがとうございます🙌
㊗️700回記念Part.2
前回投稿の続き、クラウン70周年記念展atトヨタ博物館の続きは過去車17クラウンで👍
前回投稿で初代〜13までのモデルを取り上げましたが、今回は14〜現行モデルを取り上げて行きますます👍
9代目 S14#型(1991年 - 1995年)
「ロイヤル」シリーズ4ドアハードトップロイヤルサルーン
先代13モデルライフ中に、LEXUS LSの国内販売モデル「セルシオ」の登場により、センチュリーという特殊なクルマを別にすればトヨタの最高級乗用車から降りることになったモデル。
「ロイヤル」シリーズはクラウン伝統のセパレートフレームを持つ最後のモデル。
セダン/ワゴンは先代13のマイナーチェンジ版。
このモデルより、上級版の「マジェスタ」が加わります。
こちらは通常のモノコックボディとなり、ロイヤルには無いV8エンジン搭載車も設定。
⋯トヨタは5ナンバー枠で頑張ってたクラウンを、マジェスタを使いながら徐々にサイズアップを図って行ったように思えてきます🙄
10代目 S15#型(1995年 - 2001年)
4ドアハードトップロイヤルサルーン
先代ロイヤルのスタイルが不評だったため、11のHTに先祖帰りしたような直線基調のすっきりとしたスタイリングに改められます。
サッシュレスドアを持つ4ドアハードトップはこのモデルで最後となります。
今回はセダンも同時にフルモデルチェンジ。
ただし、ステーションワゴンはまたしても13のまま🙄
11代目 S17#型(1999年 - 2007年)
3000ロイヤルサルーンG
このモデルより4ドアハードトップが無くなり、セダン1本と成ります。
ラクシュリーモデルの「ロイヤル」と、スポーティな「アスリート」、そして上級版のマジェスタといった布陣。
マジェスタの最初の狙いはパーソナルユースだったようですが、フォーマルユースのほうが多かったようで、2代目のイメージカラーは黒、3代目となる当代はセダンになり、よりフォーマル感が強くなりました。
17マジェスタ最初のCM曲はベートーヴェンの交響曲第9番の第二楽章。
14のデビュー時が同じ曲の第一楽章だったので、何か関連性を持たせたかったのだろうか🙄
展示車は珍しいガラススライディングルーフ付き
12代目 S18#型(2003年 - 2008年)
ロイヤルシリーズ3000ロイヤルサルーンG
あらゆる面で変革を遂げた志高いモデル。
エンジンは永らく続いたストレート6を止めてV6エンジンへ。
Aピラー付け根をかなり前に寄せたビッグキャビンだか、フロントオーバーハングの短さはFRモデルの証。
塊感のあるマッシヴな造形は多くの顧客に受け入れられた。
スペースの関係で20、21、22は縮尺モデルのみで、実物は別のフロアで展示されております👍
こちらは20〜現行の、ここ最近のモデルを展示。
13代目 S20#型(2008年 - 2012年)
3500アスリート
基本的に先代「ゼロクラウン」を踏襲。
このモデルよりハイブリッドモデルが登場。
LEXUS GS450hと基本的には一緒。
マジェスタはトヨタ最高級車となるべくLEXUS LSと同じV8 4.6Lを搭載。
中国現地仕様の「皇冠」はこちらがベースとなっていた。
14代目 S21#型(2012年 - 2018年)
3.5アスリートG
ロイヤル/アスリート/マジェスタの別を持つ最後のモデル。
Re BORNを掲げ、ピンクのボディカラーを用意するなど、ユーザーの高齢化との闘いが顕著になってきます😓
CMにはビートたけし師匠も出演📺️
15代目 S22#型(2018年 - 2022年)
ハイブリッドRSアドバンス
あらゆる面で進化、変化のモデル。
クラウン初の6ライトウインドウを持つスポーツバック風スタイリング
ロイヤル/アスリート/マジェスタの別が無くなり「クラウン」へ一本化。
ニュルブルクリンクで走りを磨き、欧州車にも引けを取らない走りを実現😮
トヨタの新しい設計思想「TNGA」Toyota New Global Architectureを取り入れ、ドライでソリッドな感触で、従来のモデルではフワリ、ブルンと段差を乗り越えたものを、ストンと乗り越えショックはそのまま上へ抜け去るような出来映え。
Aピラー付け根からフロントホイール中心まで長いFR車にしか出せないプロポーション。
低重心とロングノーズで最近なかなか良いスタイリングだと思えてきました👌
16代目 S3#型(2022年 - )
セダン
デビュー2年くらい前に「クラウンSUV化」は各方面を賑わせたのは記憶に新しいところ🙄
クロスオーバー、セダン、スポーツ、エステートの4本柱。
やはりクラウンといえはセダン❗️
FRらしいスタイリング。
ボディサイズはかなり大きく、全長5,030 mm全幅1,890 mm全高1,475 mmとかつてのセンチュリー並み。
全長 5,000mm x 全幅 1,895 mm x 全高 1,425 mmという私のCLSと殆ど大きさは変わりません😓
艶アリのグロスブラックを使うなど、ベンツの「ナイトパッケージ」を意識した感。
そのうちクレヨンカラーみたいなのも出てきたりして😁
内装色のバリエーションが少ないのは残念😦
そんなクラウンシリーズで、なかなか良いなと思わせたのが「スポーツ」
屋根黒でなく、これの真っ赤なヤツはなかなか良いと思わされました👍
クロスオーバーが出てから約2年を経て、ようやく4車型が揃いました🙌
個人的には元々は日産、セドグロ派でしたが12と17以降はクラウン寄りです🙄
ロイヤルとアスリートの2本立ても、元々はセドグロのブロアムとグランツーリスモの後追い。
最初に考え付いたのは日産でも、結局上手く育てられずにライバルの後塵を拝する結果となってしまうパターン😵😑
1955(昭和30)年といえば、政治の世界では自由党と民主党の保守合同による自由民主党の発足と社会党の左右統一によるいわゆる「55体制」の始まり。
クラウンの70年はまさにその流れにあり、クラウンの変化は社会の変化とリンクしていると言っても過言ではないです。
長年しのぎを削る争いだった日産の自滅、身内より新たなライバル(LEXUS、アルヴェル、ランクル)などの出現や手頃になった輸入車勢など、新たな敵たちとどのように闘っていくのか❔️
色々考えさせられる企画展でした。
それでは皆さんごきげんよう🌚
おまけ
第700回編集プロダクションゆきむらー特製記念シールPart2
単色パールがなぜが2トーンになってしまってます😓
お題目に使えるな⋯
欲しい方は勝手にシールプリントしてください👍
今回の投稿にあたっての参考文献
各カタログ
クラウンVSセドリックの熾烈な戦い
斎藤忠 著
別冊CG 日本車検索大図鑑① トヨタ
モーターファン別冊「すべて」シリーズ
過去投稿
クラウン/セドリック・グロリアの闘いを独断と偏見で考察した第300回記念投稿を期間限定でトップに固定しておきます👍