スイフトスポーツのハヤッコ🐴さんが投稿したカスタム事例
2025年07月13日 18時43分
雨上がりの峠道。濡れた路上。
「ターナーの汽罐車」を聴きながら、ゆっくりドライブする。
エレガントに——優雅に——それはまるで、いつかのスカイライン。
ボディに映る薄曇りの空と枝葉のコントラストが、進行方向とは逆方向へ、静かに流れてゆく。
「ターナーの汽罐車」のイントロが、無限に続いたとしても構わない。
なぜあんなに美しいイントロが作れるのだろう。
この曲が収録されたアルバムは「ARTISAN」というタイトルで、“職人”を意味するらしい。
僕の父は、同業者からも一目置かれる腕の良い職人だった。
高校生のとき、ときどき父の仕事を手伝うことがあり、僕からしたら芸当のような手技を父が見せたときには、それは驚いたものだった。
マフラーの位置出しをモンスター福岡さんで実施していただいて以降、テールエンドは左右対称に保たれているようで満足している。
「走行により位置変化の可能性もあるので、後日もう一度確認したい」と言われたときには、量販店とは異なる職人の矜持を見せていただいた気がした。
コーティングはオートヴェッシュ福岡さんにて施工していただく予定だ。
100年近い伝統を持つハンドメイドのワックスを用いるだけに、施工いただくディテイラーもまた、伝統の技術と精神を継承した職人と言えるのではないだろうか。
車にまつわる職人さん方のおかげで、僕のカーライフは少しずつ、着実に、豊かになっている。