スカイラインのみんなのエンジンルーム見てみたい・PV36・ZC72S・CL7アコードユーロR・DC2 インテグラに関するカスタム事例
2022年11月12日 09時39分
クルマの運転が大好きです。 どちらかと云えば速さ突き詰めるより、そのクルマなりに綺麗に気持ち良く走らせる方が好きかも。 その割にはドラテクの考察や鍛錬をする頭脳も根性も情熱も持ち合わせていないどちら付かずの半端モン。 運転は好きですがメカやチューニングには疎いです。 こんな痛い親父が無責任且つテキトーに書き散らかす、ゆる~くマイペースなカーライフの備忘録ですw
お題に乗っかってドノーマルVQ37VHR。
先日Z34とY51が生産終了し絶版になったこのエンジンに今年から乗る事になりました。
VQ35HRと比べると、ストロークアップによる連桿比の低下もあってか、VVELを搭載しても比出力では負けていますが、低速トルク、パワー感、高回転の伸びに不満を感じる事はありません。電制スロットルの早開け傾向も改善され乗り易くなったのも長所です。
時世柄こんな自然吸気大排気量高回転型エンジンを積んだクルマには今後手軽には手が出せないと思います。下手したら自身で所有する最後の高性能内燃機関になりそうな空気すら感じています。。
今回はちょっとお題に便乗して、今まで乗って来た「エンジン」を振り返ってみたいと思います。
前愛車PV36のVQ35HR。
カバーの文字以外違いが分かりませんw
こちらも大排気量所以の全域での余裕のあるトルク+ハイデッキ&ロングコンロッドによる連桿比改善が効いた高回転域の伸びと、全域で気持ちの良い走りをする良いエンジンでした。強いて気になる点といえば、アクセルの踏み始めで早開き気味な電制スロットルのセッティングでしょうか。
当時、時代遅れと言われた5A/Tも言うほどワイドレシオではなくエンジンの伸びを各ギアで味わえるようなかなか良く考えられた設定でした。
嫁車ZC72のK12B。
見た目素気ない実用エンジンですが、実はVQ35HRを凌いで、歴代所有車の中で連桿比が一番大きい上にロングストロークという素性の良いエンジン。絶対的な出力は排気量なりですが、低速域のトルクを出しつつ、6300rpmのレブリミットまで綺麗に回る気持ち良いエンジンです。
前々愛車CL7アコードユーロRのK20A。
やはり結晶塗装の意匠性のあるヘッドカバーは高性能エンジンっぽい趣きが感じられて良いものです。
バルブ挟み角が狭くなってヘッド幅がコンパクトになっているのは今時のエンジンっぽい感じ。
赤ヘッドVTECではありますが、バランサーシャフト付きで下から上までジェントルに且つ刺激的に回る素晴らしいエンジンでした。
そして忘れられないDC2インテR搭載のB18C96スペックR。
まだバルブの挟み角が今ほど狭くなく、一時代前のエンジンといった見た目ですが、やはり赤の結晶塗装ヘッドカバーはカッコいい!
B16ベースにハイデッキ化はされたとはいえ、90mm近いストロークが原因で連桿比的にはあまり良くないエンジンなんですが…低回転域ではバサバサした回り方ながら充分なトルクを発生、回転を上げると共に徐々に振動が収束し5,700rpmでハイカムに切り替わるや否や、スイッチが入ったような炸裂感!赤ヘッドVTECのドラマチックなエンジンフィールは今でも忘れられません。
今では高騰してしまいましたが、当時新車でこのエンジンを買って思う存分楽しめたのは、今となってみると幸福だったんだなと思います。