ステップワゴンスパーダのリアディフューザー・オリジナル・FRPに関するカスタム事例
2025年05月03日 11時58分
オリジナルのリアディフューザーを作っていきます。
今回はイメージはこういうイメージで作っていきます。
あくまでイメージですが…。
ちなみに今回のエアロは私のではなく、以前こういうエアロを作ってあげた友達の分になります。
これは作成した時の様子は上げてませんがもし希望があればそのうち上げるかもしれません。
仮合わせの様子です。
シンプルな形状のエアロとなってます。
ただこのエアロは制作に半年くらいかかってホームセンターのよく分からないポリエステル樹脂を使ったのと、夏を挟んでしまった為に暑さで歪んでしまい、チリがずれてしまったので今回ディフューザーを作りました。
まず汎用のABS製のこういうディフューザーを用意します。
これにFRPを貼り付けていってベースの型取りをします。
樹脂は型取り用の無収縮樹脂を使います。
硬化したので剥がしてベースの型が完成です。
ベースの型なのでかなり厚めに作ってます。
今回からFRPを貼り付ける時に張り付き防止の為に洗濯糊を使ってみました。
ハケで洗濯糊を薄く塗って乾かしてを3回ほどして糊で薄い膜を作ります。
その上にさらに薄く離型剤を塗ってみましたがなかなか良いです。
型から剥がす時に糊の接着力があるんですが剥がれ出したらかなりきれいに剥がれてくれます。
3回塗った残った糊の膜はラップくらいの感じですね、剥がれ残った糊は水で洗ったらきれいに取れます。
ベースの型から今回使うディフューザーを作りました。
今回の樹脂は低収縮樹脂です。
一応購入したワクワクゲートじゃないリアバンパーと形状が一緒かは確認しましたが同じでしたのでこのまま作業を続けていきます。
リアバンパーの形状が赤丸の辺りに出っ張りがあるので、このままフィンが6本のままでは取り付けが出来ません。
なのでカットして5本フィンにしてみます。
5本にしてみたらセンターも取りやすくて接触も無くなってバッチリと思ったんですが、今度は別の問題が出てきました。
赤のラインの辺りがワクワクゲートのサブドアの開口部になる為ちょうどフィンの位置と重なってしまうという問題です。
なので結局フィンは4本に落ち着きました。
フィンの問題が片付いたので次の加工に移ります。
ステップワゴンのリアバンパーは結構まっすぐな形状で汎用ディフューザーは湾曲しているので形を合わせていきます。
まずグラインダーで一部カットします。
少し曲げて湾曲を少しまっすぐになるようにしてクランプで固定します。
その状態でFRPを張り込んで固定して修正は完了です。
色々悩んでその後両側はカットしました。
バンパー側にまた洗濯糊塗って離型剤塗ってFRPを貼ってその上にディフューザーを合わせていきます。
動かないようにクランプでしっかり固定してます。
赤丸の辺りは隙間が結構あったので樹脂にアエロジルとガラスマットをカットした物を混ぜて塗りこんで硬めのFRPパテみたいにして塗り込んで埋めました。
とりあえず今回はここまで、その②に続きます。