カルボさんが投稿したカルボ的試乗レビュー・試乗レビュー・9段階評価・ラパンショコラに関するカスタム事例

レンタカー・カーシェアシリーズ第336弾
スズキ ラパンショコラ
続いて乗ったのは2代目ラパンに設定されたショコラになります。今のラパンにもよりお洒落さを追求したLCというモデルがありますけど、2代目にも同じようなモデルとしてショコラがありました。この回ではラパンショコラのご紹介です。

ラパンショコラとは？
『若年女性の好みを意識した専用デザインを採用した軽乗用車「アルトラパン ショコラ」。エンジンは660cc DOHC VVTエンジンを採用し、全グレードに停車時アイドリングストップシステムを搭載。ラインアップは、ベーシックな「G」、軽自動車で初めてプレミアムUV＆IRカットガラス（フロントドア）を搭載する「X」を用意。エクステリアは、愛嬌のある表情と高い質感を表現した、ディスチャージヘッドランプ内蔵の丸目ヘッドランプとイメージを合わせた、クリアレンズを採用したリヤコンビネーションランプ、シルバー塗装とメッキの加飾を組み合わせ、アクセサリーのような上品さを演出したフロント、リヤバンパーなどを採用。インテリアはに、チョコレートのような深みのあるブラウンを基調に、アイボリーと赤の3色でコーディネートし、スイーツを連想させる色調のインテリアに仕上げ、ブラウンとアイボリーの組み合わせに、赤ステッチを施した本革巻ステアリングを使用。また、「Chocolat」ロゴ入り専用盤面発光メーターと、メッキ調メーターリングを採用。さらに、メーター内マルチインフォメーションディスプレイに、ウサギがアニメーションでエコドライブ度を採点するエコスコアを採用。アイドリングストップの作動状況もウサギのアニメーションで表現。ボディカラーは「シャンパンピンクパールメタリック」、ショコラ専用の「カシスピンクパールメタリック」など、全8色に加え2トーンカラーを全4色を用意。』
(goo-netより引用)
今回の車両は上級グレードのXになります。平成27年5月登録車でした。新車価格は140万1840円、四駆が153万3600円です。

外観

まず、グレード構成です。
・G
・X
2グレード構成で、ここからFFか四駆か選びます。Gグレードはマニュアルエアコンで、Xグレードになるとオートエアコンが付き、フロントドアのUV&IRカットガラスが付きます。では外観を。ラパンショコラで専用の外観が与えられ、フロントはより可愛らしいデザインに変わります。メッキのガーニッシュや、Lapinのロゴが良いですよね。サイドは場所が狭く撮れてないですが、ドアハンドルの箇所にキャラクターラインが入ります。リアは、こちらもガーニッシュが入ったりして質感が高くなります。まとめると、外観は標準ラパンよりは好きですね。ラパンと言えば、この型までが適度に丸みがあり、カクカクした印象もあるのでしっくり来ます。以前レビューした次の型ではかなり丸みを帯びてしまったので・・・。

内装
ドア側は、ハードプラだけですけど、白いプラスチック箇所や、メッキハンドル、ウサギのロゴが入ったモチーフがあり、結構質感高いです。インパネは、こちらもハードプラですが、安っぽさは全く感じません。メッキ装飾もあり、見栄えは良いです。室内照明は豆球です。シートはやや固めです。シートは合皮だと思いますが、質感は高いですね。シフトはストレート式で、ここにも革が使われていますね。メーターは反射が酷すぎます。減点です。エアコンはオートエアコンだと温度調節がダイヤル式になります。節度感は微妙で、若干重たく、クリック感が無いです。ペダルレイアウトは良く、足をパンと出すとしっかりブレーキを踏めます。助手席は、26cm〜平手が入らない程と、結構広いですね。後席は、質感は変わらないです。剛性は普通だと思います。シートは後席もやや固いです。身長177cmの私で、頭上空間が拳3.5個、足元空間は13cmとそこまで広くはないです。角度調整はできますが、レバーの位置がシートの端にしかないので使い勝手が悪いです。

車幅はボンネットがしっかり見えて掴めますが、ワイパーがガッツリ見えるので残念です。

シートです。質感素晴らしいですよね。

シフト周辺。革巻きのシフトノブなのでテンション上がりますね。

グローブボックスは容量問題ないと思います。

で、先程触れたシートを倒すレバーの位置です。この位置はダメだと思いますね。

荷室
大体ですが幅113cm、奥行き36cm、高さ79cmになります。7cm段差があります。

下にも収納があるのは素晴らしいですね。しかも広いです。

後席を倒すとフラットになるのは良いポイントです。奥行き119cmになります。車中泊はこれだと厳しいですね。

ヘッドライトを点灯させました。HIDでオートライト機能付きです。テールランプはLEDになります。

タイヤ
14インチのアルミホイールです。お洒落で良いと思います。タイヤは出光のZERIOUSです。2024年製のタイヤみたいです。

搭載エンジン
K6A型の54馬力、CVTになります。アクセルは若干軽い気がします。ブレーキは悪いです。5割くらい踏んでも全然効きません。これはダメです。ブレーキタッチは軽くないので違和感はないです。加速性能は、街乗りだと普通ですね。ただし、加速の反応は2テンポ遅れるので悪いです。同じエンジンのパレットは遅くて嫌でしたが、このラパンショコラは違和感はそこまで感じませんでした。静粛性は良い方かなと思います。前にレビューした8代目アルト程ではありませんが。ロードノイズも抑えられていて良いですね。dBは70前後です。停車時は、シフトに若干振動がありますが、気にならない程度です。dBは55前後です。ハンドルはやや重たいです。だるさもあるのでハンドリングは良くないですね。もう少し軽くして良いと思います。サスペンションはややソフトで、乗り心地良いと思いますね。ただ、リア側の突き上げは若干感じやすい傾向にあるのかなと思いました。直進安定性はそこまで良くはありません。当日風が強かったので、その影響だと思います。高速道路は、やはりNAなのでパワー不足感は否めないですが、乗り心地は良いと思います。dBは72前後です。

まとめ
良いところ
・内装の質感が高く拘りもあり、乗り心地も良い。コスパ◎。+1.0点
・ストレート式シフト
・ダイヤル式エアコン 節度感🔺
・ペダルレイアウト⭕️
悪いところ
・ワイパーがガッツリ見える。-0.5点
・ブレーキが悪い。-0.5点
・加速の反応が2テンポ遅れる。-0.5点
・メーターの反射が酷い。-0.5点
・荷室のレバーが座席の端にしかない。-0.5点

評価:3.5点 悪くはないです。検討しましょう。
3.5点となります。そこまで関心があるわけではないので感想が薄っぺらくなり申し訳ないですけど、推奨はまぁできると思いますね。