スパイダーの939スパイダー事件簿・アルファロメオ・長雨が運命を変えた・第一章 楽観と不安のあいだに関するカスタム事例

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※画像は過去　4月の関東最南端野島埼にて

第一章　楽観と不安のあいだ

10月13日、不動車となった939スパイダーが、無事アシステレに到着した連絡を受けた後、
私は、どこかに楽観的な考え方を捨てられずにいた。
ヒューズか、コンピュータデータの書き換えか、数日も経てば治ってくるだろうと。

10月15日、アシステレの営業？K野さんから連絡あり。
どこか浮かない雰囲気、、
実はまだ電源が入りません、なのでテスターを当てられず、ひとつずつ手探りで原因を追及していくので、時間がかかりそうです、、そして、楽観視はしていませんと。

10月17日、おそらくここが問題なのではないかという箇所を特定しました、それはボディコントロールモジュールというエンジン以外の車の動きを全て制御するコンピュータで、セキュリティも絡む部品なので、イタリア🇮🇹本社から取り寄せ1ヶ月、部品代15万ほどかかります。とK野さん。
ただ、、、
それで終わりという保証はないですが、、、
最後の言葉に引っ掛かりつつ、ボディコンの取り寄せを了承した私であった。

10月27日　小さなアルファ専門ファクトリーのアシステレさんには長期貸出代車はなく、私はガッツ石松がイメージキャラクターを務めるガッツレンタカーで格安の鉄チンホイールのパッソを1ヶ月契約した。
車は必需品である。

10月30日　イタリアからボディコンが届いたと連絡あり。その瞬間、またもや楽観視するわたし。
よし、これでもう大丈夫や、、、

11月9日　そんなわたしの楽観を粉砕する事実が、、
そろそろ何か動きがあるのでは？とアシステレに連絡すると、K野さんの歯切れの悪い言葉選び、、
ボディコン交換したんですが、、、
まだエンジンかかりません、、、
各所のスイッチが反応したり、、
間違いなく進行はしてるんですが、、、
すみません、、、

それは、
もしかしたら、完治せず、乗り換えを余儀なくされるかもしれない、という可能性がわたしの頭をよぎった瞬間であった

そんな状況に、救世主が現れる、、
次回へ続く、、笑