紫さんが投稿したカスタム事例
2025年05月23日 22時25分
自分からフォローしませんがフォローされたらフォロバします。 帰宅後や休日に自宅DIYで趣味のtig溶接が出来るように和室に200v 30Aの電源通して和室でtig溶接してます。 【趣味用 自宅保有機材】 250A AC/DC tig溶接機(100/200V) 溶接ポジショナー 新ダイワバンドソー 卓上ボール盤 卓上グラインダー 日立グラインダー RYOBIベルトディスクサンダー パイプベンダー 15t油圧プレス レーザー彫刻機 直流安定化電源
ero-syachoさん向け
基礎ですがタングステンの研ぎ角度に寄ってtigのアークね広さが変わります。
右側が鈍角、左側が鋭角。
母材がt3以下の物でしたらタングステンは1.6でいいです、2.4でも可能ですがやりやすさは1.6。
こんな感じで広さが違ってきます、鈍角にすればするほど焦点が狭くなって熱が周りに散らばりにくいメリットがあります、正直好みになりますが。
パイプを繋いだりエビ管を繋ぐ時もグラインダーで擦り合わせでもいいですが数があったり手っ取り早くやる場合はバリ取り後にベルトサンダーが早くて楽で面が出しやすく、ピタっとあうので溶接しやすいです。
僕が自宅DIYで使ってるのはヤフオクで買った中古の京セラ ベルトディスクサンダーです、リョービや藤原産業SK11も確かほぼ同じ形の売ってますね、ベルトの長さも一緒だった気がします、多分。
持ってなかったら1台あるといいですね。
バンドソーで切っても僅かに凹凸になってるので。
面が出てる状態
天板と端材パイプ共にt1.5で天板は板から切り出してグラインダーで60.5程に仕上げただけの物、先程のパイプに置いただけでツラになります、パイプ同士でもツラになりますので仮付けで基本的に隙間はほぼ0です。
仮付け電流は35A、タングステンt1.6 ガス3L
ガスは節約の為に絞ってます。
スマホ撮影なので遮光してませんが仮付けはこんな感じにつけます、パイプ同士も同じです。
基本的に仮付け時は溶接面は付けてません、目を閉じてつけます、普段はワークを持ってる左手の親指で視線上のアークを遮光しながら目を閉じてます。
えろしゃちょーさんが使ってるtigの機種がわかりませんがトーチスイッチを押しっぱなし時が初期電源で離したらベース電流でスタートになるクレーターあり(海外製では4T)でやってます、なのでこれは素早く2度押しで切ってます、クレーター無しでも大丈夫です、トーチスイッチを押した時だけ電流が流れるクレーター無しや海外製でいえば2Tになります。
手送りになりますがt1.5同士の角付けであればこれくらいの角度でギリ角までアーク範囲で角を溶かすパルスで十分です、溶けた角が継ぎ目の溶接ビードに乗るので。
重要なのは切った時の 止め方 で、パッとトーチをどけずにアフターフローをしっかり当てて酸化を抑えてください、酸化したままでそこからリスタートしてもプール(アークで母材が溶けた池をプールと言います)が全然溶けずに前に進んでくれずに熱だけ伝わり進行方向側が熱膨張で開いて行きます、確かsusの膨張率は鉄の1.4倍です。
開きが出ないように仮付けは多い方がいいですが仮付けで熱をかけ過ぎると悪循環になるので動画程度の仮付けであれば60.5パイプで最低4、最高8箇所って感じです。
ガスは節約してるのでこの色ですが5L〜7Lにすれば青〜金です。
アルゴンボンベ容量での概算時間
1500÷3L=約500分(約8時間以下)
1500÷5L=約300分(約5時間以下)
1500÷7L=約214分(約3.5時間以下)
7立米
7000÷3L=約2300分(約38時間以下)
7000÷5L=約1400分(約23時間以下)
7000÷7L=約1000分(約16時間以下)
端材ですが棒を入れた感じの外観です、トーチの角度と高さにブレがないように。
無意識に体を硬直させやってると思うので一度肩と腕はリラックスさせて脱力を意識してみてください手首が重要かなと個人的に思います。
言われないと気づかないかもですが、スタートする前タングステンを母材にタッチさせてから上げて距離を確認してます。
あと最後に切る2.3秒前にトーチをすごく小さく右回しで一周してますがこれはクセでトーチスイッチ押しっぱなしで離したら切れるんですが押しっぱなしにしてクレーター処理しておわったらトーチ立ててアフターフロー当ててる感じです。
これもガスは3Lなので青くはないです。
↓過去にも挙げた番外編
他のメーカーは知らないですが僕が日頃使ってる日本ウェルディングの棒では↓
左から順に黒が309
2番目黄色が308
3番目緑が316L
4番目ピンクが310s
1番右の金色がインコネル
写真はないですが鉄用は一種類
鋳物用
アルミ用はA5356とA4043です
あとチタン
の10種類