qötさんが投稿したヴィッツ・フィット・カローラアルティス・CNDM・中国に関するカスタム事例
2025年06月11日 01時59分
21歳
広東省広州市で開催された小さな集会に飛び入り参加してきたので、ちょっとしたレポートを書いてみます。
広州は早くから多くの自動車工場が建設され、中国のモータリゼーションの発展に大きな貢献を果たした地域です。
また、香港と接しており外部に開かれた地域であるという特性から、日本のカーカルチャーの影響を受けやすく、比較的改造車文化が栄えた地域となっているようです。
この集会に参加するきっかけとなった、友人の天津一汽 威姿です。
10系ヴィッツは中国では天津一汽のもとでライセンス生産され、威姿という名前で販売されていました。
中国仕様にはRSの設定はないため、この個体は日本から輸入された外装部品を用いてカスタムされています。
要は日本でいうUSDMカルチャーみたいなもんです。
搭載されるエンジンは中国独自に開発された8A-FE(1.3L)です。
このエンジンは、同じく天津一汽により生産・販売された夏利N3(シャレード)や威乐(プラッツ)にも搭載されているようです。
90系ヴィッツは天津一汽ではなく、广汽丰田によりライセンス生産されました。
車名もヤリスの音訳である「雅力士」に改められ、4ZR-FE(1.6L)が搭載されました。
友人の威姿と同じく、これらも日本仕様のRS外装にコンバージョンされています。
こちらはカローラEXです。
東南アジアでカローラアルティスとして販売されたモデルであり、日本には導入されていません。
フィットも4台(GKが3台、GDが1台)集まりました。
これらもRS仕様のコンバージョンです。中国仕様のGKフィットにはMTの設定がないらしく、CVT!!といじられていました。かわいそう
いかがだったでしょうか。今回はInstagramがきっかけで大黒PAを案内した友達に、逆に中国を案内してもらうというかたちでの訪問でした。現地のエンスーの方々は、広東語を一切解さない自分を親しく迎え入れてくださり、クルマを通した異文化交流ができてとても楽しい経験となりました。
みなさんも隣国の自動車文化に思いを馳せてみてはいかがでしょうか。
(余談)
こちらは中国仕様のエンブレムのコレクションです。ヴィッツをCNDMコンバージョンすることも考えましたがキモいのでやりません