ロードスターのたいくんさんが投稿したカスタム事例
2025年06月02日 04時45分
【練馬.東久留米.ツーリング仲間募集中】 長年連れ添っているNAロードスター通勤快速仕様とBMW3シリーズGTを可愛がるブログです😚 気軽にフォローして下さい。 宜しくお願いします🙇♂️ -------------- メインカー: BMW 320i gran turismo luxury セカンドカー:EUNOS roadster NA8Cシリーズ1.Sスペシャル
深夜3時。自宅まで徒歩30分の所でエンスト。初めはプラグかぶりを疑ったが、どうもセルの回りが悪い。プラグを交換して10000キロも走っていない事から、バッテリー上がりの疑惑が強くなり、決心。「自宅まで歩こう」そして「助けてくれ2号機」。
深夜にこんな路上で1号機ユーノスを置き去りにすることが心配になった僕は、ステアリングを外し、NRGでロック。ステアリングを片手に自宅の2号機BMWまでひたすらに歩いた。
怪しすぎる。
「頼む、バッテリー上がりであってくれ」そして「警察に見つからないでくれ」と、僕は願った。
幸い深夜で車通りも少ない場所で人様のご迷惑にならなそうなロケーションだった事は不幸中の幸いだ。
ようやく自宅につくなり、以前交換した古い方のプラグ4本、工具、エアースプレーを2号機BMWに積みエンジンをかけた。すぐにかかった。(そりゃそうだ)が、何故か物凄い安心感。ひとり2号機で1号機に向かった。
幸いな事に駐禁を取られることなく、不動車となったコイツは、同じ場所に美しく佇んでいた。「良かった」
早速、2号機BMWと1号機ユーノスをハーネスを繋いだ。
「バチッ」。
イケる。そう確信し、颯爽とユーノスに乗り込む。右足でアクセルを開け、キーを回す。「かかれ!」
ブロロロンッ!!
ただのバッテリー上がりだった。
(なんだよ)
とにかく一安心。そして「ありがとう2号機」。その2号機を近くのコインパーキングに停めた。
水を得た魚のように自宅へ向かうユーノスは、軽快そのもの。「最高だ」
人は"制限からの解放"で、幸せを感じるらしい。好きな漫画家が言っていた。
自宅に収まったユーノスを後にし、また徒歩30分の場所にある2号機に向かってひたすらに歩いた。
こんな事になったが、凄くワクワクしてドキドキするのも僕らしい。歩きながら、すぐにカーチューンを開いて今日の出来事を一筆書きで書き殴る。
あっという間に2号機にたどり着いた。先程歩いた距離と同じ距離にはとうてい思えない。
ただただ楽しい散歩だ。
文才がなく、読みにくい文で本当に申し訳ない。
いつまで経っても、こんな体験をさせてくれるユーノスは、やはり嫌いになれない。
バッテリー交換しよう汗
終