コペンのあくまでもセミレストアです。・一難去ってまた一難・オッサンの独り言・再生屋のお仕事。・沖縄梅雨明けに関するカスタム事例
2025年06月11日 21時14分
クルマ関連の仕事をして、いつしか好きでやってた板金塗装の仕事により、お客さんのクルマばかりやってたせいで、自身のクルマはそっちのけ。職種変えてから出会ったコペンが数十年ぶりの楽しみになりました。沢山のいいね!フォローありがとうございます。
お疲れ様です。ショボいにわか雨みたいな梅雨から、いきなり梅雨明けの沖縄です。
もう夏ですよ。💧高温多湿の沖縄。患者である車両と再生屋にとっては嫌な季節になります。
本日も前回のレポートの続きになります。内容は錆びを除去し、新たな鉄板叩き込み制作する見苦しい内容です。
長文おじさん。マニアックおじさん。腰痛おじさんの為、めんどくさい方はスルーでお願いします。
では前回の続きを。
前回終わらせた起伏激しいテールランプ廻りの再生から芋づる式に右側のトランクフード乗っかるレール部分にの腐食を。。錆びてても元の形状が残ってるだけ有り難いです。
右リヤフェンダー上部に真鍮溶接による穴埋め確認。異種鉄です。腐食は進みます。錆びの進行状況確認からココも切り継ぎになりますね。
レールにマスキングテープをしっかり貼り付けて上からマジックで起伏部分のマーキングとおおよそのカットラインを少し大きめに鉄板に転写します。
叩き込みです。今はある程度の叩きです。
元の腐食部分のレールはまだカットしてません。元のパネルに寄せる作業に入ります。継ぎ目形状を把握しながら微調整します。ココでも完璧な形成では無く、あくまでも元々の形状に寄せる作業です。
腐食部分をざっくりカットです。
この部位も裏から鉄板当てられ、無理クリ溶接からのパテ処理されてました。。
錆びに溶接なんて接合不可です。なんとか点付けして穴埋めた後に上からパテって言うね。。しっかり正して行きますよ。
最終の微調整の叩きからカットラインきめて点付け溶接で固めます。真鍮溶接施工された箇所は後で切り継ぎになるので避けてます。
レール上部側にパネルの重なりポイントありまして、オリジナルをなるべく残すようにカットしてあります。
重なり部分を先に接合して。
先にサンディングして防錆処理をして、乾燥待ちの間にカットした後、後載せの部位を制作
アールしっかり制作。小さな部分ですが、角の部分です適当な造り込みは後々大変です。
パネル接合。本来無い部分のスポットを1箇所増やして固めます。悪く言えばオリジナルでは無い捏造、良く言えばスポット増しと言う事で。
しっかり固めてフル溶接ですが、溶接による熱収縮で引っ張り出ます。接合作業っで、寸法通りでも溶接時の熱で間違い無く縮みや反りが発生します。ステンレス溶接職人さんは自身本当尊敬してます。熱膨張、熱収縮含む事を想定して作業してる事。自身もツラ決めで溶接作業しますが、ステンレス溶接職人さんはそれも踏まえた上でキッチリ作業してますよ。本当凄いです。自身の溶接は、表向き汚いです。表はしっかりサンディングするので、表の見た目より、裏でしっかりビードを残すやり方で、どうしても表向き汚いビードです。はい!いいわけです。(笑)
さて。ガス溶接による真鍮穴埋めされた部位。施工後にハンマリングで叩き込み、こちらもパテでなんとか形にした感じです。写真有りませんが、裏側は酷い状態です。少し大きめの切り継ぎになります。
この部分だけあえて溶接はしてません。
マスキングテープ貼り付けてアール形状で鉄板に写します。
「加工時に真っ直ぐに直角にカットして取り付けすれば早いし良いのに」確かに早いですけど、角に変な熱が掛かり変な歪みになり結局その歪みを叩きパテって言う結末です。。💧
生きてる部位をしっかり残しつつアール形状でカットします。アール形状でも溶接による歪みは有りますが、熱や歪みの負担を廻りに分散させる為の僕なりのやり方です。
表向きビード汚いですが、0.8ミリの鉄板のツラ決め溶接です。表はサンディングしますが、裏でしっかりビードを残す為です。
サンディングで終了。
コレが。
こうなりましたってレポートです。
本日はここまでです。最後まで閲覧頂き感謝します。。たまには自身の愛車コペンも投稿したいですが、同じクルマと言う事で再生優先になってます。すみません。
良いね👍コメント感謝します。自身現在多忙な為、コメント返しが難しい状況に有りますが、しっかり頂いたコメント読ませて励みにしてます。本当ありがとうございます。沖縄は夏です。。皆さまも季節の変わり目、熱中症気をつけてお互い基本楽しくですよ。
お疲れ様でした。