ランドクルーザープラドのプラド150中期・ステアリング交換に関するカスタム事例
2025年07月10日 21時17分
プラド中期ステアリング交換手順をご紹介します。
今回は、純正感をくずしたくないので、某オークションで中古の純正を購入しました。
交換前のステアリング
5万キロ無交換でツルツルテカテカボロボロです。
許せないので交換します。
※ハンドル交換はエアバック誤作動の可能性がありますので、必ずバッテリーのマイナスを外して作業して下さい。
また、作業前にハンドルはセンターに合わせた方が後々苦労しません。
ボロボロ具合
まずはハンドル裏の左右カバーを外します。(右)
(左)
次に左右のトルクスネジを緩めます。
エアバック周辺をいじりますので必ずバッテリーのマイナスを外してから作業を行いましょう。
トルクスのサイズはT30のトルクス。
L字のトルクスレンチですと力が掛けにくいので、パワーでなんとかしましょう。
私は非力ですので、L字のところをデカペンチで掴んで回します。
力は力で分からせます。
ちなみにこのトルクスネジネジはエアバックの台座に固定されています。
ネジはいくら緩めても落ちてきませんので、完全に緩められたらエアバック部分を持ち上げます。
エアバックはこのトルクスネジ2本だけで固定されている様で爪もありませんのでなんの抵抗もなく取れます。
エアバックを持ち上げたら画像のエアバックに接続されている黒とオレンジのカプラー、ホーンのアース?を取り外します。
エアバックのカプラーは黄色のロック部分を真上に引き抜く形でロック解除します。
細いマイナスなどがあると作業しやすいです。
エアバックのカプラー類が取れたらこの画像の様に右2つのカプラーを引き抜きます。
カプラーが抜けたらメインの19ミリのナットです。
緩める前に、命のかかるハンドル部分の作業ですので、ネジ部とナット部に印をつけた方が無難です。
締め直す時に役立ちます。
ちなみに純正では、すでに印が付いている状態でした。
画像では、書き足しています。
ナットが取れたら後は力で分からせるだけです。
固着していれば硬いのでハンドルをどついて固着を緩め、ハンドルを引き抜きます。
取り外した状態です。
左がこれまで装着していたハンドル
右が交換する新しいハンドルです。
テカリ具合が違います。
スイッチ類等をネジを外して移植します。
スイッチ類は差し込みでの固定とスイッチパネルの裏に爪があるので折らないようにに気をつけてください。
スイッチ類の爪の位置は、大体印をつけている付近です。
後は、これまでの逆手順で戻していくだけです。