スカイラインの日産・スカイライン・オーテック・R31・みんなのエンジンルーム見てみたいに関するカスタム事例

車高低いうちに写真撮ってきました。
ブレてる～😅

ここから撮ってもらったやつ。
ソニーのスマホ強すぎ！
実質α7。。。

友達のビート。

ヤバ！w

もう来ないかも笑

さて、今回の修理について。

8月の北海道遠征以後始動不良とアイドリング不調の症状がありました。

まずは一人でタダで出来る点検から。
バッテリー電圧、スターターの作動、燃ポンの作動は問題無し。
点火とセンサー電圧も問題無し。
インジェクターの作動音あり。
燃料タンクも綺麗でした。

次に燃圧の不良を疑いました。

プレッシャーレギュレーターはバネが段々ヘタって来るので遅かれ早かれ交換しなくてはなりません。
中から黒いガソリンが出てきました。

という訳で燃圧計付きで購入。
添加剤を投入するも症状は改善せず。

ここまで来ると我が家で作業ができなくなります。
サージタンクがジャッキアップしないと外せないからです。
めんどくせえな日産よォ～。

この燃料ラインは添加剤のお陰か綺麗でした。

インマニには汚れが。
不調の原因の一つだと考えられます。
あまり見えませんがこの奥には黒煙とブローバイときったねえガソリンが混じったヘドロ状の物があります。

インマニにウエスを突っ込んで掃除しました。

怪しいインジェクターはIRSさんに頼んで洗浄する事に。

噴射テストをした後に洗浄しまた噴射テストをします。
最初の噴射テストでインジェクターから漏れが発生すると即アウト。
RBのインジェクターは漏れやすいので冷や冷や…

うちのインジェクターは多少性能が落ちていましたが概ね良好でした。
洗浄のお陰で噴射量が改善しました。

ちなみにR31のインジェクターはニップルで接続する方式の為、通常のインジェクターは使用出来ません。
流用しようとすると他のRBのシリンダーヘッド、フューエルギャラリー、インジェクター、ECUが必要になります。
NICSってほんと厄介なんですわ。

このインジェクターの接続方法ほんと面倒くさい。
バンドでホースを留めると伸びる為長さを揃えにくい。
長さが揃わないとギャラリーが上手く取付られません。
何回着脱したんだか🤮
次にトラブルが起きたらR31のエンジンは解雇です笑

ボロボロだったインジェクターハーネスは製作して頂きました。
純正の非防水カプラーから防水カプラーへ。
エアレギュレーターカプラーも交換しました。

エアレギュレーターホースはカチコチだったので交換。
純正廃番なので他車種用をニコイチにしました。
サージタンクは二度と割りたくないので対策出来ることは色々やります。

※画像は拾い物

分解せず交換したので真偽は不確定ですが恐らくコイツが一番悪さをしていたと思います。
冷間時のアイドルスピードをコントロールするAACバルブです。
先程の汚れによって吸気通路が狭まって始動不良とアイドリング不良の症状が出ていたと思います。

不調の原因が複数ある場合は一つの原因により様々なトラブルに発展する場合があります。
考えられる原因ですが、エンジン載せ換えの際にインジェクターがダメだったので部品取りからインジェクターを片っ端から試したとの事。
プレッシャーレギュレーターの汚れもインマニの汚れも「ダメだった」インジェクターもしくはフューエルギャラリーがかなり汚れていた事が原因でしょう。
何十年も放置されているようなエンジンばっかりですからね。

交換したAACバルブはターボ時代に使っていた物で、ブローバイで汚れていました。
洗浄し無事解決。

という訳でエンジンの仕様が多少変わりました。

1.プレッシャーレギュレーター変更
2.燃料ライン引き直し
3.フューエルギャラリー洗浄
4.インジェクター洗浄
5.インジェクターインシュレーター交換
6.インジェクターハーネス交換
7.インマニ清掃
8.エアレギュレーターホース交換
9.エアレギュレーターカプラー交換
10.オーテックオーナメントのサージタンクに交換
11.AACバルブ清掃
12.スロットル交換
13.カムカバーボルト交換
14.他諸々

自分でやった部分も多かったので大分工賃負けて頂きました。。。
「当該部分」は数十年安心です。
次にトラブル出る時にはエンジンを捨てて電気自動車化しているでしょうね笑

次回はミッション交換です。
冬にやります！