オデッセイの身体障害者仕様RB3アブソルート・プッシュスターターキット組込み・S2000プッシュSW流用+赤色LED照明・右半身麻痺の身体障害者仕様・今となっては障害者向け?の便利機能に関するカスタム事例
2022年08月20日 16時37分
基本備忘録として掲載。 (納車後、半年で脳梗塞で右半身麻痺) 障害者仕様のRB3アブソルートでプッシュスターター式パッシブエントリー車です。 関節リウマチ歴25年、’22年9月の脳梗塞で右半身麻痺となり身体障害手帳1級所持。 後遺症で失語あり。 ’23年6月シミュレーター練習&合格。 診断書提出で免許センターで公認を得て運転再開’23.8.1。 免許証保持者は自分一人。 左手足で操作のため右カーブと右折が身体の保持が出来ず...苦手。 急ブレーキも苦手。
購入したのはSK Auto製のプッシュスターターキット。
(車種別の専用配線付きで、機能盛り沢山のフルオプションキット)
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専用リモコンを所持しているだけでパッシブエントリー化出来る『右半身麻痺にとっては便利この上ない』プッシュスターターキットです。
(パッシブエントリーとは、専用リモコン所持で近づくだけでロック/アンロックが自動化出来る機能です)
設定方法はロックボタンを約5秒長押しでミニブザーが2回でキーレスモード、1回でパッシブエントリーモードに切り替わる。
脳梗塞で右半身麻痺になったので今思えばやっといて正解でした。
右半身麻痺になる前に撮影した動画なので右手でプッシュスターターを押しています。
プッシュスターターSWは右半身麻痺のオイラにとっては非常にありがたい装備。
着座姿勢でブレーキペダルを踏み安全に『愛車のエンジンを始動』させるために必要不可欠な装備です。
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プッシュスターター化がやっと完成しS2000用プッシュSWに交換。
(ホンダ専用リモコン付きプッシュスターターキットが¥23,000と格安で、RB3/RB4専用カプラーオン対応イグニッション配線&イモビキャンセラー&パッシブエントリー&PKEアンテナ&アンサーバックウインカーも付いてくる超お買い得キット...)
オイラは不使用(中国製なので)ですが、もしもの時はスマホアプリでもドアキーの解除出来る後付けの別回路付きでした。
説明書は英語(日本語訳付き)で、もしもの時は携帯電話での国内のサポート付き。
オイラは一度だけ電話しましたが、判りやすく親切で言葉使いも丁寧でした。
S2000用プッシュSWは予備として保管してあった極上中古品。
(当時、ヤフオクで¥3,500ぐらい)
DIYでスイッチング回路を改造し、電球仕様から赤いFluxLED仕様に変更。
以下は組込み編...
S2000用SWの“ENGINE START”の文字照明も赤いFluxLEDで色ムラの無いように組んだのですが周りが明る過ぎて電球色に見える。
実際はキレイな赤発色...
(エンジン停止時は消灯、ブレーキを踏んだ時のみ点灯...エンジン始動後は常時点灯に切り替わります。)
キット付属のプッシュSWと違ってS2000用プッシュSWは、機械式で押しっ放しにしないとエンジン掛からず...
キット付属のプッシュSWは、一度押すと手を離しても1秒ぐらいでエンジンが掛かり、多分電子SWを使用してると思われる。
S2000用プッシュSW取付け穴...
SW外径Φ29より小さめのΦ28のホールソーでメーターフードに穴あけ加工...あえて小さく穴あけしピッタリ固定するため。
SW裏の形状は複雑なので現物合わせ...金属ヤスリで手仕上げたが、メーターフードは軟質プラスチック製のため割れる心配は無いがその分形状出しには一苦労。
小さめに穴あけ加工しヤスッたのでS2000SWをハメても振動で外れてくることは無い。
(形状が複雑で素材も軟質プラスチック製のためズレて来ない。)
苦労したがヤスリで削った甲斐あり...
S2000プッシュSW裏の接続。
(カットしたハーネス付きのカプラー付きだったが何処を探しても出てこず...S2000用プッシュSW単体のみ使用。)
秋葉原で購入したPC用のモレックス製カプラーの5Pを使って...と思ったが手持ちの在庫切れで、3Pと2Pを接着し疑似的に5Pを作製して使用。
ロック機構が違うので...対策は次の画像。
モレックス5Pカプラーの抜け防止対策で切り欠きを作りました。(青丸部分)
5Pカプラーから出たケーブルを切り欠き方向(赤線の様に)に曲げて、細身のインシュロックで固定することで簡易的ではあるが抜け防止対策。
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車体側のS2000プッシュSWの逃げ加工...
S2000プッシュSW自体長いので裏側に8cmも出っ張るため、車体側も現物合わせで結構大掛かりな逃げ加工が必要...
メーターフードと違って車体側は硬質プラスチックなので割れないよう気をつけながら、ニッパーやラジペンに粗めの金属ヤスリ等を駆使し何とか逃げ加工が済んだ。