180SXのなすなすさんが投稿したカスタム事例

Day6。

AACバルブです。180sxは結構嫌なところに付いています。
メインのスロットルがアクセルと連動してパワーを調整するのに対し、このAACバルブの仕事はアイドリングの回転数調整です。

…私が草を詰めたんじゃないですよ？

SR20ってスロットル付近から謎のホースが枝分かれしてますが、それがここに繋がります。

そのホースからここまで、なぜかぎっしりと枯れ草が詰まってます。

不自然ですし人為的くさい詰まり方なのがすごく気にはなりますが…全部除去します。

AACバルブはこんな姿。

このプラス兼マイナスのネジネジを回すことでアイドリングを機械的に調整します。

ここが詰まってたらアイドリングしませんよね。それどころか草を吸い込みます。

どちらにしても動弁があるので点検はしておきたかったのですが…。

AAC、裏側はこのようにススで汚れていきます。

エンジンコンディショナーなるケミカルスプレーを貰ったので使ってみます。

要するに多分、泡立つ灯油のようなものだと思います。

結構な汚れが出ます。見た目のインパクトの割には、だから何がどうなるでもないとは思いますが。

気分の問題です。

なんとなくは綺麗になりました。

スロットルもワイヤーブラシで洗浄。

厳密にはスロットルの洗浄は少し注意点があります。

スロットルを閉じた状態で太陽にかざした時、光の隙間漏れなく閉じている事が肝心です。

基本的にはその隙間を埋めるために特殊なグリスが塗られているのだそうですが…そんなに見て分かるようなグリスグリスしい姿はしていませんです。

私はよく、ここの淵に若干の適当グリスを塗ります。

そんなにぴっちりしてなきゃいけないかって言われると微妙だと思うのですけれど…かといって光にかざした時にピカピカ向こうが見えるくらいガバだと影響ありそうです。

そいで。

スロットルとAACバルブのガスケットを作ってから取り付けします。

あと両方ともなぜか水路を持っているので、ついでにパーツクリーナーなりエアダスターで詰まりの点検と掃除をしておきましょう。

そういえばRBエンジンにあるようなオートチョークが付いてないような…欠品のようには見えないので元々ない…？

始動直後のアイドルアップってSR20には無いんですかね。