かずさんが投稿したカスタム事例
2021年07月22日 22時26分
軽からトラック、果てはバイクも整備から弄り迄してます。 みんからにも相当数記録上げてます。
知り合いの子に頼まれて引っ張ってきたハイゼットトラック(しかも保冷車)ですがこの時期に溢れずACが効かない、アイドリングが低い、たまにバッテリー警告灯とサイドブレーキの警告灯が点灯する(エンジン回転が上がると消える)という不具合が出たので診ることに。
初見ではアイドリングが低いのは確認できアクセルを踏んで回転を上げるとミスりも無くスムーズに上がりある一定迄回転が上がると警告灯が消える、ACはスイッチを入れるとファンが回りインジゲーターも点灯するがクラッチが入らない、クラッチのカプラー迄は電気がきてる迄は確認出来たのでここ迄にの確認で可能性はアイドリングが低いのはミスりも無く吹け上がるのでスロットルボディーの清掃で直ると判断、警告灯もそれに付随して点灯するか不良になる前兆の可能性あり、ACに関してはコンプレッサークラッチ不良若しくはアイドリング不調による電圧不足で入らない可能性があると思いまずスロットルボディー清掃から初める事に。
保冷車なので荷台のサービスハッチは箱が乗っかってるので開けられないため車体下からと運転席からとでなんとかスロットルボディーを取り外し確認してみるとやはりISCバルブにこってりとカーボンが😓いつものエンジンチューンアップで綺麗に清掃後取りつけて確認してみるとアイドリングは通常回転数になり次に取りかかろうとしたらトラブルが😥甘い匂いがするので下を見ると赤い液体が😱はいクーラント漏れです。原因を調べてみるとサーモスタットハウジングからスロットルボディー下迄通ってるバイパスパイプが腐食していてスロットルボディーを外すときに追い討ちをかけてしまったみたいです。スロットルボディーを外すときにヘッド上部に赤い液体の乾いた跡があったのでそこで気づけばよかったのですがまぁ値段も1580円と安く直ぐに手に入るので追加交換し気を取り直して次にACを点検するとコンプレッサークラッチが入ったのでガスを足し冷えを確認し問題無いので次に警告灯絡みを確認しようとしたら何をしても点かないので一旦様子見で納める事に。
2日後エンジンがかからなくなったと電話がありACも納めて初日は聞いていたけどまた効かなくなったということで引き上げに行くとすんなりエンジンがかかったのですがバッテリーとサイドブレーキの警告灯が点灯しヘッドライトもなんか暗い感じ。取り敢えず乗って帰ると走っている時にある回転数以上上がると警告灯か消え下がると何かの拍子に警告灯が点灯する現象が出るので怪しく思っていたダイナモをリビルト品に交換してみることに。
リビルト品がきたので汗だくになりながら交換してエンジンをかけてみるとアイドリング正常(当たり前)、ACも正常にクラッチも入り冷えも十分、警告灯も負荷をかけても点かず問題は無いみたいです。
外したダイナモを確認してみるとダイナモ裏は錆が出ているので今回のアイドリングが低い、ACが入らない原因はバイパスパイプが腐食しピンホールができダイナモの裏を通っているのでそこから霧状か吹き出していてかかり(サービスハッチが開けられないのとパイプ取り外し時折れたので吹き出していた場所特定できず)ダイナモ内部で腐食し電圧不足になり警告灯点灯、コンプレッサークラッチが入らなくなったみたいです。
ダイナモをリビルト品に交換した後からは不具合は出ていないので一応修理は完了したみたいです。
色々と遠回りした修理でしたがバイパスパイプ腐食も発見し後々オーバーヒートする可能性も回避出来たので良しとします。