BGFKさんが投稿したカスタム事例
2025年05月22日 13時38分
音楽を語り楽しみ感じるオーディオを
生音研修で行ってきました
今日が今年度のモーニングコンサートの第一回目で、前半期7月終わりにかけてほぼ毎週あって、8回のうち5回のチケットを買った笑
1500円で1時間のプログラム
一般的なクラシックコンサートでは2時間4千円からと考えればそれでも安いが、
発券手数料が、チケットぴあ、セブンイレブンともに少し値上がりして1995円笑
このモーニングコンサートが良い点はいろいろあるけど、藝大の学生のソロとオケの協奏曲になることから、滅多に聴く機会のないような楽器の協奏曲を聴けるのが一つよい点かなと思ってる
最初のプログラムのファゴットの協奏曲も、そもそも著名なプロ奏者でファゴットのプログラムでコンサートするなんていろいろチケット探してる中でも見たことがなく、若手に限られているような気がする
演奏始まる
ファゴットの音って本当に魅惑的な音だなあと
静寂ななかに、風船のような音が浮かんでくる
演奏終わる
このコンサートも、今までかなり行ってるので見どころも一つ分かってきたのがあり、
演奏後のオケメンバーの反応だ
(オケはプロオケで学生がほんの少し混ざってる)
ソリストは学生なので、基本温かい
「よく頑張った!」「よかったよ〰️」「すげえな」「ブラボー!」
何種類かあったように思ってた
今日の演奏にたいしてはにこやかで、みんなほっこりした気持ちになったような反応だった
なお、作曲の回では、学生が作曲したものを演奏するのだが、
いままで見た中ではいつも渋い表情が多かった気がする
多分よく分からんな〰️とか思ってるんだろうなとか想像したり笑
後半プログラムはピアノ協奏曲で、サン=サーンスの「エジプト風」
これは3月に同じ場所で同じプログラムがあって衝撃を受けた
https://minkara.carview.co.jp/userid/2979457/blog/48308803/
この時に翌年度のスケジュールも出ていて、最初の回の今日に同じ曲の「エジプト風」がプログラムになっていて、
なにかあるのかなと思っていた
あくまで勝手な憶測だけれども今日の奏者にはライバル心があって「俺のエジプト風を訊け」って思ってたんじゃなかろうかと
あくまで勝手な憶測、邪推だけれども
音が出始める
いい音だなあ、、、
ピアノは最もメジャーなのはスタインウェイで、他にベーゼンドルファーとかYAMAHAとか、、
メーカーの違いで音の違いを何か語るのは、ワインについて蘊蓄を語るいけすかないジジイとおんなじだと思っていて、
メーカーの違い以前に、どういう「音」をピアニストが出してるのかのほうが重要なのだ
それで、この「音」というのを言葉で表現するのが難しい
「音色」とか書いても、全然別のイメージで想像されるだけでかえって何も伝わらない
だが「音」があるのだ
自分が最近生音研修に求めているのはこの「音」を感じることが目的だと思っている
曲の「エジプト風」は、最後のほう、第三コーナーを回ってゴールまで一直線、そこをどう走り抜けるかみたいなところがあるなあと思ったのだが
自分のエジプトについてのそれこそ貧困なイメージから出てくるのは
馬に引かれた戦車が怒涛のように疾走するような感じなのだが
この最大の見せ場で最終的な評価が決まってしまう曲かなあと
3月の演奏者にはこの部分で何かが憑依した、神がかった何かを感じた
今日の演奏者は、演奏者本人に見えた
素人が演奏について語るもんじゃないのは重々分かってるけど、、、