エクリプススパイダーのオートマオイル交換・ATF交換に関するカスタム事例
2025年05月09日 19時37分
弟と仲間を事故で失っておりスポーツカーの形は好きですがスピードには興味がありません、車は一歩間違えると凶器になると思っています 【エアロだけとかクソ】とかいう人こそクソだと思います 私はGT-Rの性能はいらないけどGT-RのボディがカッコいいからとGT系をGT-Rルック&ワイドボディにする人間です ランボルギーニの見た目で軽トラのエンジンで良いと思っています、 ドリフトしますがサーキットのみのエンジョイです そんな私の考えを理解して頂ける方のみ宜しくお願いいたします。
今回はみっちゃんさん号のメンテ日記をお送りさせて頂きます🎵
オートマミッション故障でのご入庫でした、
みっちゃんさんもお預かりするまで1ヶ月以上、お預かりしてからも3ヶ月以上もお待たせしてしまい本当に申し訳ありませんでした😭
オートマ車乗りの方には参考にして頂きたい項目が含まれますので是非ご覧下さい。
特にATFは交換しない方が良いと思っている方
交換は絶対するべきです、
しかし注意点もあります、
超テキトーな絵ですがこれが正常なオートマミッションだと思ってください🎵
オイルパンに貯まっているオイル(ATF)をポンプがストレーナー(フィルター)を通して吸い上げミッション各部に送ります、
細かい構造は僕もわかりません(笑)
ミッションメーカーの開発の人間ではないので😁
とりあえずバルブボデーを通ってトルコンやクラッチやデフギヤを回ってオイルパンに帰るって感じかなと(笑)
まず、FF車はマニュアル車にもオートマ車にもミッション内にデフギヤがあるんです、
そこの構造は基本的には変わらないんです、
で、マニュアル用のデフオイルが硬いことは車に詳しい方ならご存知かなと😆
ATFがサラサラなのもご存知かなと
同じデフギヤを潤滑するのにサラサラなオイルの方がギヤ保護の面では不利なことは明白ですね、
それはつまりギヤやベアリングなど金属部品の削れた鉄粉が出易いということです😅
その鉄粉がこの図の右下、ストレーナー内部のフィルターに詰まるんです、
詰まった不純物を濃緑で表現してます、
油圧の弱りを薄い矢印と途中までで表現、
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ここで巷で言われるATFを交換すると逆にオートマミッション壊れるから交換しない方が良いよという、
半分正しいけど本当はダメな言葉が出るんです、
だって鉄を削り続けてるんだから交換しなきゃダメに決まってます、
じゃなきゃいつか絶対ミッションが壊れます
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鉄粉も常時流れるわけではなく、ミッション内部の壁などにスラッジとして固着したりもします、
鉄粉が混ざって古くなったもったりATFでは問題ないかもしれませんが
(かもしれないだけですよ)
ATFを新油にするとやはりシャープに油圧が掛かるのでスラッジをめくり落とし易くなるんです、
CRCなどが錆に浸透していって錆びたネジが取れやすくなるのと同じように、
剥がれたスラッジは固形物なので余計にフィルターに詰まりやすいわけです、
そうすると当然100%のオイル(オートマは作動油ということでフルードといいます)が送られなくなるんです、
ただでさえ油膜性能の低いサラサラなATFが十分に行き渡らなくなる、
=鉄の部品(ギヤだのクラッチだのベアリングだの)がさらに削れて鉄粉でまくり
負のスパイラルです
結論ミッション故障に繋がります、
なので、オートマの滑りを感じたらもうこの図の状態だと思ってください、
ATF交換と同時にストレーナー交換も必要な状態です、
10万キロといったらストレーナーを交換した方が良いです、
ちなみに途中でリビルトミッションに交換した方はその限りではありません😁
で、みっちゃんさん号ですが最初(昨年11月頭)の故障はATF交換してないがための故障、
🔴だから交換しなきゃダメなんですよ🔴
2回目(昨年11月末)の故障は中古ミッションに載せ換えたのにストレーナー交換をせずにATFだけ交換、
🔴つまりATF交換すると逆にオートマ壊れる🔴
の王道なこのパターンだったわけです😅
フィルター完全に詰まっていました、
完全に詰まっているから重力によるフィルターの上の部分の戻りオイルさえも戻らないので、、、
ストレーナーを外した際に500~1000mlくらいでしょうか?ザバーッとこぼれてきました、
危うく顔面オイルまみれになるところでした(笑)
という訳でまずストレーナーを交換し、ATFを入れ、アイドリングでATFを循環させて2回交換、
100kmほど走行してミッション内部に彷徨っているであろう鉄粉とスラッジをできるだけ洗い流しまたストレーナーに詰まった頃を見図り
(やはり少し滑りを感じた)
再度ストレーナーを交換、
この時はやはり重力で落ちるATFがずーっとタラタラ落ちてきていました、それがほぼ垂れなくなるまで放置してからストレーナーを外したら殆どこぼれてこなかったので最初のストレーナーの詰りがどれだけ酷かったかって事ですね😅
ATFも2回交換し、また100kmほどテスト走行、その間一度も滑りを感じなかったので一応完調となりました😊
一応なのはクラッチやギヤがどれだけ削れたかは見えませんし、オートマミッションには他にも複雑な部品が沢山ありますのでストレーナー詰まった状態での走行でそれらがどこまでダメージを負っているかも不明ですので😅
全て新品に交換していたらとんでもないお金掛かりますし、そもそも部品が出るのかも怪しい年式ですし😭
という訳でオートマミッション&ATFに関するお話でした、
皆さんもオートマオイル(ATF)は是非交換してください、CVT車も同じく、
ATF(CVTF) 交換すると逆に壊れるリスクあるけどストレーナーも交換すればたぶん大丈夫という説明をしてくれるショップをオススメしますが
🔴ATF交換すると逆に壊れるというのも間違いではないので万が一不具合が発生した場合にショップの責任にすることはまた話が違います🔴
ストレーナー交換したってスラッジがソレノイドやバルブボデーに詰まって壊れることもありますので、
ただ交換しなきゃ鉄粉だらけになっていつか❗絶対❗壊れます、
絶対よりは[かもしれない]の方が良いですよね?😁
みっちゃんさん号も水漏れしていました、
水漏れの原因はホースの劣化もあるでしょうが僕の嫌いなトライドン型ホースバンドです、しかもホースより大きすぎ😅
トライドン型ホースバンドはただでさえ漏れやすいのにサイズが大きすぎて合ってないので真円にならずWで漏れの原因となります、
自動車メーカーがエアパイプ周りにはトライドン型を使うのに、なぜ水周りには使わないのか、
そこに答えがあると思います。
右側タイヤハウスの錆処理
穴も開いてるし、クレーターも酷いですね💦
錆をできるだけ落として錆転換剤を塗って、
シーラー塗ってシャシブラ塗りました
じゃみさん号と同じく、ここのシーラー割れによる雨水浸入が原因なので古いシーラーを落とし、シーラー塗ってなんとなく同じくらいの赤で塗っておきました🎵
ガルウイングの建て付け調整と主にガルを一番上まで上げた時しかパワーウインドウ上がらないのの配線修理をさせて頂きました🎵
この配線がカシメから抜けててビニテの中で付いたり離れたり、ガルを一番上まで上げると付いたんでしょうね😃
全ての配線をしっかりやり直しさせて頂きました🎵
ガルのとこの配線直してOKと思っていたのですがその後もたまにパワーウインドウ動かない、
配線直す前はガルを上まで上げないと全てのガラスが上がらない、
直した後はたまに、運転席だけ動かない、
原因は別だと思いましたのでスイッチを分解してみました
うっかり磨いちゃった後なので画像加工にて
これよりも酷くほぼ見えないくらいに左上の端子と右下の端子が焦げてました
ワイヤーブラシで磨いてこの状態に🎵
これがさっきの端子の相手になる端子、
さっきの母体側の端子はこれよりも焦げてたんですよ、
電気がちゃんと通らなくて当たり前ですね😅
もちろんこれも綺麗に磨いて組み付け、
パワーウインドウも完調です🎵
暗闇で部屋のスイッチ押すとスパークするのわかりますよね?
車のスイッチ類でもそれが起きているので焦げは発生するんです、
他にもエンジンのオイル漏れを直しついでにタイベル交換させて頂き、
ハブベアリングとラックエンドとタイロッドエンドもガタがあったので交換させて頂きました、
そうそう、ATF交換してのテスト走行で途中でコイル死んでエンジン絶不調になったりというハプニングもありました、
古い車って困りますね😆
特に右目が視力低下していたので
レーシックして色付きメガネ(スモーククリア)で紫外線対策とオシャレな感じに😁
やっぱり目力って大事ですよね🎵
さて、今はサボテンさん号をお預かりしています😆
サボテンさんもう少しお待ち下さいー🎵