フィットのフィットe:HEV・リヤヘッドレスト加工に関するカスタム事例

上の子のフィットのリヤシートに乗せてもらう際に気になるのがヘッドレストの位置です。

これは使用しない場合の最低位置ですが、

リヤシートに着座する時にはヘッドレストを上の位置にするように、ということですが、

ホンダのハッチバック車のリヤシートヘッドレストは、一番高い位置にしか固定が出来ません。

妻が、「上の位置では高過ぎて、頭がヘッドレストの下端に当たって具合が悪いから、もう少し低い位置に固定出来ないの？」と言います。

メーカーとしては、身長差を考慮して高い（ルーフ後端に触れそうな位）位置にしているのでしょうが、平均身長より低い我々には高過ぎるのは確かです。

そこで加工する事にしました。

ヘッドレストの下側に2本ある右側ステーの下側に、○印に刻まれた「溝」にヘッドレストガイドのプレートが噛み込んでロックする仕組みです。

位置を変えて固定するには、それよりも上側の位置に溝を作るだけなので、妻の具合のよい位置でマスキングテープで目印を付けます。

ヘッドレストを保護するために袋を被せて、マスキングテープより8mmほど下にサインペンで印を付けて、

リューターに切断砥石を装着して、切り込みを入れます。

ヘッドレストの上端から9cmほど下の位置に溝を刻みました。

この写真が差し込んだ状態です。

左側ヘッドレストは上側の固定位置で、右側ヘッドレストが新たに刻んだ溝の位置ですが、ほぼ中間地点での固定が可能になりました。

但し、メーカーの刻んだ溝は、プレスで押して整形した溝ですが、私の加工は切って刻んだ溝なので、厳密にはステーの強度は落ちているはずです。

実際にステーに力を掛けてみたところしなったりすることはありませんが、もし同じ加工をする際には自己責任でお願いしますね。