タントのかずさんが投稿したカスタム事例
2025年06月03日 23時09分
最近1号機のブレーキの効きが甘く感じペダルの踏み代も深い感じもするのでホイルの隙間からキャリパーを覗いてみると結構減ってる感じがするのでパット交換することに。
パットはディクセルのK-PREMIUMにしました。
コスパと効きでマルゴウパットも考えましたが今回は自分も入れてみようと思ったディクセルにしました。ECタイプも考えましたが部品卸でアゲボノパットを買うのと値段もそんなに変わらないのでK-PREMIUMにしました。
早速交換します。キャリパーを捲ってパットの残量を確認してみるとインジゲーターのスリットはまだ残っているので使おうと思えばまだ使えそうですね。
マスタータンクのオイル量を確認しキャリパーのピストンを戻します。プーツが飛び出ていたら押し込んでおきます。
プレートのブレーキダストをワイヤーブラシで磨いて落とします。これが残ったままだとパットグリスとブレーキダストが混ざり固くなり動きが悪くなります。
外したパットと比べるとまだ使えそうですが乗り方やブレーキのかけ方でも減りかたは変わるのとピストンの固着する可能性もあるのでケチらず交換します。
外したパットの当たり具合を見ながら新しいパットの面取りをします。ローターも新品に換えるなら不要です。
面取りと言っても外と内側の角を削るだけですがブレーキ鳴き(特に微低速)の原因はパットの角とローターの端の出っ張りに掠り音が出るのが殆どです。
ローターの減りもブレーキング時のジャダーの原因の1つです。
パットグリスを塗ってパットを取り付けます。
スライドピンも動きが重いので外してみるとグリスが真っ黒😓
グリスを拭き取ります。
新しいグリスを塗りつけます。
両方のスライドピンを綺麗にしグリスを塗ってキャリパーを取り付けて片側終了です。
キャリパーの穴からピストンを覗くと普通車と違いパットをピストン全面で押しては無いですね😓
片側が終わったら反対も同じように交換します。自分の場合片側が終わって反対をする場合作業する前にブレーキを踏んでから作業に入ります。理由はマスタータンクのオイル量を合わせやすくする為です。片側を戻しままでもう片方を戻すとマスタータンクにオイルが戻るので溢れたりするので片方が終わってブレーキを踏んでやると反対のピストンを戻した時に溢れそうならスポイト等で吸い取ったりして合わせやすいからです。
両方終わったらタイヤを付けて終了です。交換直後は動かす前に数回ブレーキを踏んでから走行します。ピストンを戻したままだと動かした直後のブレーキは効かないので危ないです。
交換後走行しましたが交換前と違い踏み代も上がり効きもよくなりました。
タイプECと比べると若干効きが甘い気はしますが十分だと思います。
外したパットを4枚比べてみましたが片磨耗や片効きしてる様子もなく均等に減ってました。交換時綺麗にしてクパッドリスを塗って取り付けないと内側と外側のパットの減りかたが違ったりする可能性があります。
ディクセルのパットを買うとパットセンサー付きなので取り付けかた等が書いてある取り付け説明書とグリスが付いています。アゲボノパット等使ったりしますが取り付け説明書やグリスは付いていなく親切ですね。
従姉からフォレッツアを買い叩いたので夏に向けて整備し始めます。