N360の昭和商店・おはゆに61・ボルテージレギュレーター・N360に関するカスタム事例
2025年06月14日 12時01分
N360セルダイナモ専用のボルテージレギュレータの製作を進めます。
レギュ本体は“おはゆに61”さんのを使用させて頂き、セルモーター用のリレーと入出力端子と専用のパッケージングを設計/製作します。
初号機で焼切れたセルモーター用リレーは大容量化します。
交換修理可能な様に市販されている大容量リレーを使用します。
接続にあたって接触抵抗等による発熱を加味しベイク板から切出した中継基板を介し、端子も真鍮板から切出します。
続いてレギュレータ本体とダイオード+ヒートシンクを配置します。
リレーAssy、レギュレータ、ヒートシンク、ヒューズを線材で結線します。
結構スペース的にはギリギリです。
外装ケースは市販品を使用します。
4面は厚み1.5mmのアルミ製です。
このケースのお陰でヒートシンクを省略出来るかも知れません。
残りの2面は樹脂製になり計8本のM3ネジにて組付け端子板部はカットして開口させます。
純正レギュレータと同様な位置に取付け足部を3Dプリントにて製作して完成です。
純正レギュに比べると一回り大きくなっちゃいましたが車体側の結線は純正同様に出来ます。
早速動作チェックです。
無事エンジン起動し設定した14V付近で安定しています。
しかしセルモーター起動リレーの動作確認の為ON/OFFを繰返すとレギュで設定された電圧より大幅に上昇しちゃいます。
レギュレータが動作していない様です。
私には手に負えないのでおはゆに61さんに相談した所解析をして頂けました。
https://ameblo.jp/z1w3mark6/entry-12909454500.html
何と採用したスターター用リレーから発生のサージが原因だそうです。
しかし原因が判れば対策は簡単です。
対策して頂いたレギュレータを組込みます。
バッチリ14V付近で安定してます。
実装評価を続けて行きます。