アルトバンのHA25V・アルトバン・HA25・シフトリンケージブッシュ交換・シフトフィーリング向上・シフト改善に関するカスタム事例
2025年05月16日 02時55分
前々回に引き続き、撮影場所は行く先行き止まりの閉鎖路です。
決して
なぜか道路に対して5台6台まばらに停めて
イエローフォグを煌々と焚き
自動後退で売っていそうな
メッキのインチアップホイールを純正車高で履き
自慢げにInstagramのストーリーに載せ
人知れずTwitterで馬鹿にされている
道路封鎖系カーチューンではありません。
シフト操作ってやっぱりスパンスパン決めたいじゃないですか(唐突)
シフトフィールって人によって好みが違うとは思うんですけど、自分はふにゃふにゃよりはカッチリしてる方が好みなんです。
中古8万キロ、
ワンオーナーでめちゃくちゃ良い状態で買ってきたアルト君のフィーリングは文句は無いですが、より良くなるならそれに越した事はありません。
で、
スズキ車のシフトフィーリング改善をいろいろ調べていると、手頃な手段がいくつかあるんですよね。
ヤフオクでこんなん見た事ないですか?
ミッション上のリンケージブッシュをウレタン製に変えるタイプです。
安いし今回はコイツを使用します。
HA25はワイヤーミッションなので、HN22(kei)とかに適合してれば大体は使えます。
今回は説明文に「HA25にも対応確認済み」の文言があったため安心して購入いたしました。
3000円たってゴミには払いたく無いですからね。
セットは封筒で届きました。
手のひらサイズです、ちっちぇ!
こんなんでもへたったヤツから変えれば効果絶大なんですから、面白いですよね。
まずノーマル状態のシフトの操作感を確認。
うーん、マジで別に文句ない。
自分の車の場合、エアクリが変わってるので作業スペースが大きく確保出来ていますが、純正エアクリの方はもしかしたら外さないと無理かもしれません。
まあ、エアクリボックスくらいみんな外せますよね。
割愛ッ‼️
用事があるのはこの部分。
この中にいるへたったゴムブッシュをウレタン製ブッシュに変えてやろうという事です。
まず、コイツ。
キャニスターだっけ?
名前忘れましたがコイツを上に引き抜いてどかしておきます。
ホースを外す必要はありません。
次にこのピンを外します。
ラジペンなどでしっかり持ってください。
吹っ飛ばすと小さくて厄介です。
私は飛ばしてしまい、捜索に20分費やしました。
同じ過ちを犯してはならない。
ピンが抜けました。
上側の皿が外れます。
おや...?
これは一体どういう事だ...?
空洞が無いではないか...。
拾い画にはなりますが、
keiなどのその他車種は、このようにブッシュに空洞があり、結果ヘタリが大きくなりやすいという設計なんですが...
どうやらHA25世代まで進化すると、
対策されていたらしく隙間のないゴムブッシュはへたっている様子もない...
何という事だ...
とりあえずここまでバラしちゃったんで、交換作業は続行します。
鉄枠にハマったゴムブッシュは指でグイグイ押せば外れます。
へたっていないアルト君は外すのも難儀なくらい硬かったです。
しっかりしすぎ()
ニューブッシュはこんな構造。
ウレタンブッシュ中央のベアリングはブッシュとは別体になっており簡単に外れて絶妙に組み込みづらいですので
ベアリングを先に入れ込み
後からブッシュを押し込みます。
ベアリングとブッシュがツライチくらいになるまで押し込みましょう。
蓋は付属の新品でも、純正でもどちらでも良いです。
自分は見栄えの問題で新品を使用しました。誰も見ないけど()
戻して完成です。
なんとお手軽なんでしょう^^
エアクリが変わってる場合、
ほぼ工具すら使わない簡単作業です。
ちなみに交換したブッシュはこんな感じ。
なんにもヘタってねぇ()
バッチリ硬いし弾力も申し分ない。
絶対変わらんやつやコレ。
HA25は対策品が純正から採用されてるらしく、よっぽどじゃない限り交換する必要は無いかもしれませんね。
こちら交換後。
先程の動画のリプレイではありませんよ。
予想通り何も変わらねぇ()
まあこういうのは
「実は変わってるんだぜ(ニチャァ)」
とワンポイント自慢したいが為に変えるみたいなもんですから...
実績が大事なのです。
シフトフィーリングを劇的に変化させるには、やはりアレを導入するしかない...