CR-ZのCR-Zメーター・インサイトメーター・HUD・ヘッドアップディスプレイ・メーター移植に関するカスタム事例

IMA車にCR-Zの活かしたメーターを移植しようと
分解整備中です

ある程度信号は上手く拾えている様です

CR-Zのメーターは
上部からHUD（ヘッドアップディスプレイ)で中央のミラーにデジタル部を映しています

HUDは後付けでフロントガラスに映すタイプがありますがガラスが透明なのでどの製品も良く見えません
CR-Zは映す部分が鏡なのでハッキリくっきり見えます

ガラスに映すと鏡像になるのでディスプレイ自体は反転で映し出されています

HUDかそうではないかはこの反転ディスプレイかどうかを見れば分かります

ガラス部分から視線が外れてもパネルにコーティングされているので
液晶文字は見えるようになっています
メーター表示が視線によって動くのはある意味新鮮でした

HUDは距離をかせがねばならなく
部品点数が多くなるため制約もあり
最新技術だけれども一代のみで終わってしまったのは残念です
ただメーター自体にHUDを組み込んだのはとてつもなく凄い事だと思います
CR-Zは最新技術を詰め込んだ専用設計で正に近未来の車を作ったという感じです

似たようなメーターでセパレート型のインサイトのメーターがありますが

こちは上部のディスプレイに

下部の立体に見えるシートとライトを当てて

挟み込む様な感じで同時に点灯させて
立体的に宙に数字が浮いてる様に見せています
なのでこちらはHUDではありません

この様にCR-Zは唯一の独自なメーターに加え3モードドライブという独自な制御方式なので
形も機構も他のメーターとは異なり
移植は難しいメーターとなっています
なるだけ全ての機能を使える様に解析してみたいと思います