フーガのレアな純正パーツ・レアなグレード・450GT・信仰に至る経緯・不人気車だからこそイイのかもに関するカスタム事例
2025年06月02日 04時32分
現役職業運転手のクルマ変態です。運転と車が好きで、この商売やってます(ゴールド免許) 過去にカー用品に勤めていた事もあり、ノウハウを愛車に活かしてます。クルマって、改造すればいいってもんでもない。むしろ改造なんてしちゃいけない事w 今の愛車はセダンですが、扱いはネオクラッシックなスポーツカーです(笑) 好きなクルマは A70ターボAZ20エアロキャビンR31GTS-Rステージア260RSAZ-122Bパジェロエボヴィークロス13クラウンのV8など
『レアな純正パーツ』はエンジン本体!(定期)
そして、450GTについて語る(定期)
ちなみにエンジン関係は全て純正。そもそもパーツが無いwww😂
というか、レアグレード?という認識。入庫した何軒かのお店で『初めて見ます』『他に居ない』て言われたし。
『限定〇〇〇台限定』のホモロゲ仕様とかではなく、『不人気』ゆえのレアグレード(笑)
理由は高額な維持費💸とハンパな車格かな?新車当時に初めて『450GT』の情報📖に接した時も『誰が買うんだ?でもV6のクルマにV8が載ったら速いんだろな』って見てた。
(コレを新車で買える層は他の高級車も買える)
ある事件(民事訴訟)を経て、人生初で最後の『妥協しないクルマ選び』で候補に残ったのが『フーガ450GT』。(他の候補はゼロクラウン3.5、40ソアラ、IS F)
性能(排気量)と本体価格のバランス、見栄え、変態度、諸々の検討の結果、『すごいコスパの良い高性能車』として『10年落ちのV8フーガ』に至った。
購入した2016年当時、『450GT』『パールホワイト』『サンルーフ』で検索掛けて、該当したのが全国に2台。埼玉と北海道。そのうちの埼玉の個体。
正直、あんまり見ないで買った。お店の対応が良かったし、内外装は綺麗だったし、年始の割に距離でてなかったし、2年保証だったし、色々。
あの時は羽振り良かったから、何かあっても『同じの買えばいいや』って思ってたから。
いろいろあって羽振り悪くなったけど、クルマの方もいろいろあった。もう見捨てられないぐらいに。何度も『この修理は後戻りできない金額だゾ』って。超えちゃったけど。
見捨てられないのもそうだけど、このクルマこそ『求めていたクルマ』であると確信を得たのも大きいんだよね。
要するに、『ハマった』という事。
当時の日産は良いクルマを作った。ほぼ予備知識無しで買った俺を、初めての峠のひとつ目コーナーでビックリさせたんだから。
『え?走れるじゃんコレ』って。
厳しいはずの台所事情のなか、『ちゃんと走る』事を考えてクルマを作った日産。
それはプラットフォーム流用(V35.Z33から)やエンジン流用(F50から)に表れてる。フーガは専用設計のクルマではない。なのに個性を放っている。
ソコが良いと思ってる。
最初はね、『ハッタリの効くドレスアップカー』のつもりだったんですよ、本音はね。
(納車当日にダウンサスとホイールを作業したて、ほぼ完成)
いやあ、今じゃすっかり『スポーツカー』として乗ってますわ。暴走してこそ真価を発揮するクルマ。いや、暴走の速度域でもちゃんと走るクルマ。コントロールできるなら、それはもはや暴走ではない。
(ちなみに、大学も出たしクルマ業界にも居た)
アクセルを踏みちぎるなら高速行かないと無理だけど…(月に1回か2回はやってるけど)
峠を走り回るのが快感😍(毎週やってる)
トルク特性
シャーシ性能
電動HICAS(四輪操舵)
ほか色々…
車重1800キロという事実を忘れさせてくれる。
街乗りでも気持ちいい。(通勤車両である)
『高級車』枠のセダンとして、しっかり使命を果たすし、それ以上の付加価値を持ってる。羨望の眼差しを浴びるとか、品定めの視線を送られるとか、、、
世間的には、ただの『型落ちセダン』だが。
資産価値25万円(保険会社の認定額)
満足度は567万円(新車価格)以上
自分で『高級車』って言っちゃうのは気に入らないんだが…『官能』と『高揚感』はたしかにあるんだよ。
(『高級車』って、シーマとかセルシオ級のクルマだと思ってる。ちなみに『高級車』の基準は20ソアラの3.0GT LIMITED)
重いから絶対的なタイムは出ない(280馬力スポーツカーに、なんとか張り合えるかな?程度)だろうけど、体感する高揚感と満足度はスポーツカーのソレ。
ホントね、嘘みたいなパワーフィールしてるんですよ。ターボ付いてないのにターボ車みたいにトルクが湧き出る。むしろ『わざとやってんだろ』って勘繰っちゃうぐらいトルクが盛り上がる。
たぶん可変バルタイと可変吸気が本当に仕事してるから『盛り上がり』を感じ取れてる。
『信仰』を自覚できるぐらいにはハマってるが
『御神体』としての我が愛車。
キレイなんだもん✨神々しくあらせられるm(_ _)m
↑元はと言えば、ぜんぶこの人のせいwww🤣
ある意味、『教祖』かもしれない。
なにか一つでもズレてたら、今とは違う世界線なんだよなあ。
経験も知識もタイミングも、何かひとつでも違っていたら…
この個体はどうなっていたのか…
この個体に出会わなかったとしたら、俺は何に乗ってたのか。果たしてソレは満足できるクルマなのか…