ハイラックスのGarage Miniz・ボディーリフト・2インチボディリフトに関するカスタム事例
2025年07月06日 07時30分
ディーラーお任せのカーライフは快適ではあるものの、用意された選択肢の中に真の自分の意思が存在しているのか疑問を感じ、買換えを機にカスタムに走りました。 苦労も含めた楽しさが手に入りました。
Garage Minizの2インチボディーリフトキットを購入し取付けました。写真が多いので複数回に分けて投稿します。
少し前の5月連休をまるまる使い作業しました。素人でやれなくは無いですが、私のスキルだとかなり大変であり、お金を払ってプロに頼むべき作業だと思いました。
キットの一式はこんな感じです。
私は、純正の電動格納ステップを取付けており、ボディーリフトするとステップのアームがフレームに干渉するため、スペーサーとボルトも用意しています。
スペーサーは、ステンレス製のM8用 内径8.2mm 外径25mm 長さ50mmを11個。ボルトは、強度区分8.8のハイテンションボルトでM8 75mmを11本。
また補強のためSS400丸鋼Φ55mmのカット販売を5cm×3個用意し錆止め剤を塗りました。
最初にハンドルと後で延長する中間シャフトを固定するボルトを緩めます。
右側の写真は、足元からハンドルの裏側を見上げた状態です。緑丸の部分が、ボルトとなりますがネジ止め剤で硬く締まっていてスパナやレンチで外すのが難しいです。上側の写真の様にハンドルが直進の状態だとボルトのあたまが上側となり周囲が狭くソケットとスピンナハンドルが入りません。下側の写真の様にハンドルを右側に90度切ることで、ボルトをソケットとスピンナハンドルで緩めることができます。
この時点では、ボルトを緩めるだけで外さず、ハンドルを直進に戻します。このボルトは、左下の写真の緑丸矢印の位置のハンドル側のスプラインのくぼみに掛かる作りなので、抜いてしまわなければ少し緩めてもハンドルの操作に支障はありません。
フロントグリルを外します。
左上の写真にあるクリップ(緑丸)8個を外しグリル上部のカバーを外します。
右上の写真にあるグリルと車体を固定するスクリュー(青丸)4本とボルト(ピンク丸)2本を外します。
左下の写真のプリクラッシュセーフティーセンサーのコネクター(黄丸)と右下の写真の固定用スクリュー(青丸)を外します。
左上の写真の通りフロントグリルを手前に引っ張り外します。ここでブルバーも外します。
右上の写真で、緑の点線の位置のラジエターサイドデフレクターを取り外します。デフレクターは、左下の写真の3箇所の爪(紫丸)でとまっているので、爪を折ら無い様に外します。
次にフロントバンパーを外すため、右下の写真のスクリューを外します。写真は助手席がわですが、運転席側も外します。
左上の写真にあるフロントバンパー下側の中央のスクリュー(青丸)とクリップ(青丸点線)とボルト(緑色)を外します。
右上の写真にある助手席側のクリップ(青丸点線)とボルト(緑色)も外します。この写真の2本のボルトは、下側の写真にあるフロントバンパークリップをで固定されています。
運転席側も同様にクリップとボルトを外します。
フロントバンパーのタイヤハウス部分の固定箇所を外していきます。
私はjaosのオーバーフェンダーを取付けたいるので、最初に左上の写真のスクリュー(緑丸)2本を外します。
車体とフロントバンパーを固定するクリップを外していきます。中央上と右上の写真のクリップ(青丸)はクリップの溝の向きを縦から横に回し引き抜きます。左下の写真2箇所のクリップ(橙丸)も外します。
助手席側も同様です。中央下の写真は助手席のクリップを外した状態です。
フロントバンパーを手前に引っ張り外します。
フロントバンパーは、ヘッドライトウォッシャー(紫丸)とコーナーセンサー(青丸)とフォグランプ(緑色)が車体と繋がっているので、コネクターを外していきます。
ヘッドライトウォッシャーの端は、ウォッシャー液のタンクより上側に固定し液が漏れ無い様にしておきます(写真左下)。
ウォッシャー液のタンクの下にボディーリフトのスペーサーを挟むボルトがあるので動かせる様にします。
左上の写真のタイヤハウスカバーを止めているクリップ(緑丸)3個を外します。
左上と右上の写真の紫丸の位置にあるタイヤハウスカバーの裏のボルト2本を外します。
タンクを固定するボルトは全部で3本であり、残る1本はタンクのフロント側にありますが、左下の写真のとおりタンクを下側から見上げるとボルト(紫丸)があるので外します。
タンクを固定するボルトを全て外したら、右下の写真にあるウォッシャー液を入れるパイプを外します。固定している爪の部分(橙丸)をラジオペンチで上側から挟めば外せます。
ボルトを外したウォッシャー液のタンクは、落下しないようにジャッキスタンドに乗せています。(左上の写真)
エネルギーアブソーバーを外します。クリップで止まっているだけなので手前に引けば外れます。(右上の写真)
ラジエターとリインフォースメントを外します。左下の写真の緑丸のラジエターを固定する4本のボルトを外します。次に青丸の4本のボルトを外し、リインフォースメントとを取外します。右下の写真はリインフォースメントを外した状態です。
ラジエター上部のカバーを外します。左上の写真の4個のクリップ(緑丸)を外すとカバーを外せます。右上の写真はカバーを外した状態です。
ラジエターは、ボルトが刺さった上部のカラーのフック(橙丸)で車体に引っ掛けてあるので、上側に持ち上げて外します。
私は、ボディーリフト後にこのフックを曲げて戻し延長ブラケットを取付けましたが、クリアランスが小さく苦労しました(特に助手席側が狭い)。
延長ブラケットは、リフト前のこのタイミングで取付けておくのが楽だと思います。
ラジエターの横にある助手席のエアコンパイプが、ボディーリフト後に干渉するので車体をカットします。干渉するのは、左上の写真の緑の点線部分となります。右上の写真は、セイバーソーでカットしているところです。左下の写真はカット後の状態で、切断面には錆止め剤を塗ってあります。
次にリインフォースメントの取付け位置を上げる加工を行います。右下の写真の青丸のボルト取付け穴から、青矢印の5センチ下側にドリルで穴を開けていきます。
上側の写真は、左右に取付け様の穴を開けた状態となります。ステップドリルで大体1.2cm位の穴を開けています。
下側の写真のとおりフロント側の左右にも2cm位の穴を開けています。これは、正面からボルトを入れるための穴となります。
ハンドルの中間シャフトを切り離します。
最初に運転席側のフロントフェンダーエプロンシールを外します。左上の写真のクリップ(緑丸)3個をラジオペンチで中央をつまみ外します。
ピンクで囲んだスライディングヨークを外しシャフトを切り離します。右下の写真の①②のボルトを外します。③の矢印の向き(ハンドル側)にスライディングヨークを動かしタイヤ側のシャフトのプラインから外します。タイヤ側のシャフトを④の矢印の向きに落とし、スライディングヨークを⑤の矢印の向き(タイヤ側)に動かし外します。
なおスライディングヨークは、ハンドル側のボルト①を入れ固定する際に、ハンドル側のスプラインの紫の矢印の範囲で調整ができます。タイヤ側のボルト②は、スプラインは青の矢印の窪みに入り位置が固定される作りとなっています。
写真を撮り忘れていますが、このタイミングで、運転席側と助手席がわの両方のフロントエプロンシールを外しておきます。これを忘れるとボディーを持ち上げた時にエプロンシールが引っ張られ破れる可能性があります。
インテークパイプを外します。左上の写真の緑丸のインテーククランプのボルトを緩めパイプを外します。右上の写真は外した状態です。
ボディーを持ち上げた際に干渉するプロペラシャフトガードを外します。左下の写真の青丸のボルトを外します。右下の写真は外した状態です。
ボディーを持ち上げた際にケーブルが損傷し無い様にフレームに固定されているボルトを外します。
上側の写真は運転席側でボルト(緑色)を外します。私のクルマはリフト後に戻す際に矢印の部分のバンドを切る必要がありました。
下側の写真は助手席側でボルト(ピンク丸)を外します。
ボディーを持ち上げると荷台側と干渉するサイドステップを外します。
サイドステップは3本のステーでボディーに固定されているので、フロントのステーのボルト2本と中央のステーのボルト2本(左上の写真の緑丸)、リアのステーの上側のナットと下側のボルト(右上の写真の緑丸)を外しま、ステップをら取り外します。左下の写真は外した状態です。
助手席も同様ですが、私は電動格納ステップを取付けているので、3箇所のブラケットからアームを取外しています。右下の写真は外した状態です。
ボディーとフレームを固定するボルトを外します。ボディーとフレームを固定しているのでかなり硬く締まっているので、長めのラチェットハンドルやスピンナハンドルが2本あった方が良いと思います。またナット側は、デープソケットが必要です。
最初に一番フロント側のボルトをはずしますが、写真を撮り忘れていました。場所は、助手席だとウォッシャー液タンクの側にあり、運転席側も同様の場所にあるので外します。
次に写真の緑矢印のボルトを外します。左上と右上の写真のとおり内張りを剥がし、左下の写真のとおりフロアマットを剥がすとゴム製の蓋があり、これを取るとボルトがあります。運転席側も同様で右下の写真の位置にボルトがあります。
次にリアシートの下にあるボルトを外します。
リアシートを外すため左上の写真の緑丸の位置にある5本のボルトを外します。青矢印の位置のカバーを外すと車体とシートを繋ぐケーブルのコネクターがあるので外します。右上の写真はコネクターを外した状態です。
リアシートを上に持ち上げ手前に引いて外します。右下の写真は外した状態です。
左上と右上の写真のとおり助手席側の内張を外し、左下の写真のとおりフロアマットを剥がすと緑矢印の位置にゴム製の蓋があり、これを取るとボルトがあります。運転席側も同様で右下の写真の緑色矢印の位置にボルトがあります。
車内のボルトと車外のナットを2本のソケットレンチを使い外していきます。
左上の写真は車体から外した6本のボルトとナットです。緑の点線で囲んだブッシュと金属プレートは、取付けの際に使います。
ボルトのワッシャーも使うので取り外しますが、簡単には抜け無い作りになっています。右上の写真のように金属ヤスリで少し削り、左下の写真のようにハンマーで叩いて外します。
右下の写真は、ワッシャーを外した状態で、緑の点線で囲んだワッシャーを取付けの際に使います。
今回の投稿はここまで、続きは次回の投稿とします。