ミラジーノのインテリジェントインフォメータータッチに関するカスタム事例
2025年07月15日 22時26分
先日タッチパネル液晶画面を交換したトラストインテリジェントインフォメータータッチ。
もう一台タッチ操作は問題無いが画面が白濁して見え辛いインフォメータータッチがあるのでこちらの修理用にと注文していた液晶画面が届いたので交換してみたが液晶画面には何も映らない。
でも画面を押せば「ピッ」とタッチ操作は反応しているみたいだから新品部品の初期不良と判断。
動作状況の動画と共に購入元に連絡すると返品不要で返金との事で手元にはタッチ操作が出来るが画面が映らない新品液晶ユニットとタッチ操作も画面もOKだけど白濁して見え辛い中古液晶ユニットが確保出来た。
画面が出ない新品ユニットはもしかするとバックライトが点灯していないから画面が見えないのかもしれないので中古ユニットからバックライトを移植出来ないかと思い、試しに先に修理したインフォメータータッチの液晶ユニットをばらして構造を見てみる事に。
ちなみにこのユニットはタッチ操作はNGだけど液晶画面はOK。
バックライト部分を見るとメイン基板へ差し込むフレキシブルプリント基板と一体化されていてバックライト部のみでのユニット交換は出来ず。
っとなると残る手段は
メイン基板へとつながるフレキシブルプリント基板への配線が4本のみのタッチパネルスクリーンを画面が映らない新品液晶ユニットから分離して白濁した中古ユニットのタッチパネルスクリーンと交換するしかないが、この接続部分がコネクター接続でもハンダ付けでの接続でもなくどうなっているのかが分からない。
フィルムプリント基板同士が圧着されているのだろうか?と思いつつ
タッチパネルスクリーンからのフレキシブルプリント基板を剥がしてみたところ銅箔のプリント配線が出てきたのでもしかするとハンダ付け修理が出来るかとの希望が見えたのもつかの間、剥がす時に変なひねり方をして液晶ユニットからのフレキシブルプリント基板を裂いてしまっていて問題無かった液晶ユニットをオシャカにしてしまったが取りあえず生きている液晶ユニットは今回修理機のがまだ残っているので
今度は気を付けて白濁したタッチパネルスクリーンからの配線を剥がして新品ユニットからの綺麗なタッチパネルスクリーンを移植してフレキシブルプリント基板同士を何とかハンダ付けして
恐る恐る動作確認の為に車両装着して電源ON。
画面もタッチ操作も問題無く無事もう一台も
液晶ユニット3個イチにて修理完了。