キャリイトラックのシラツユさんが投稿したカスタム事例
2025年05月15日 23時48分
軽貨物って80扁平なのになんで乗り心地悪いんでしょうか
145/80R12 78/80N LT
細くてぶよぶよのタイヤなのによく跳ねる
それはロードインデックスの数字が大きからです
最大積載量350kg+車両重量にカーブなどでの負荷に耐えるタイヤになっているので80扁平でも硬く作られてます
ロードインデックスについては調べてください
あと空気圧が高いです
定積載の空気圧前2.8後3.5になります
貨物車は乗用車に比べてエアパンになります
これも荷重に耐えるためです
軽積載の場合は前2.2後2.4になります
空荷はこっちに合わせた方が跳ねなくていいです
私の車は新車装着タイヤであるヨコハマ スーパーバン355です
これはダイハツのハイゼットにも使われてます
軽トラの新車装着タイヤはこれしか無いのか?
メーカー公式サイトには掲載がないので新車装着専用のようですね
パターンを見てわかるかもですがロードノイズ大きめです
スタッドレス期間があるので約2万キロ近く使って8分山くらい残ってます
(写真は1年前の物)
車は現在2万2300km近く走ってます
跳ねる原因のもうひとつは荷物を載せることを想定しているのでバネレートが乗用車より硬め
フロントはストラットでここは乗用車と同じ
でもバネの太さが違います
アルトなどの乗用車に比べ少し太いです
構造上ショックアブソーバーの長さも短いです
なのでちょっとした段差でバンプタッチします
リヤは頑丈なリーフリジッドタイプ
この板がバネになります
トラックやバンに使われてます
昔は乗用車もこれでした
頑丈なので貨物車によく使われますがコイルスプリングより性能が低いので乗り心地は悪いです
板の枚数が増えるとその分重さに耐えられるようになってます
トラックはかなりの枚数重なってますが軽トラは3枚が標準ですね
たまに増しリーフで4枚にしてる人もいます
昔の乗用車は2枚にして乗り心地良くしようとしてましたがコイルスプリングに置き換わりました
リーフリジッドは1番上が固定されていて2枚目はリベットで1枚目にくっ付いてます
3枚目はフリーになってるので悪路などを多く走るとズレて異音が出たり折れたりします
定期的に点検してください
こんな感じです
余談ですがスーパーキャリイや特装車シリーズの1部はスタビライザーが装着されてます
が通常キャリイには付いてません
うちのキャリイは2型なのでABSすら付いてません
ただフロントメンバーにスタビを付けるための凹とボルト穴が空いてます
後で付けることが前提で開発されたのかと思われる
ちなみにスーパーキャリイはスタビがあっても車重が重いので通常キャリイの空荷の方がクイックに動きます
スーパーキャリイは空荷でもロール大きめです
例えるなら通常キャリイに荷物100キロ載せてる感じですかね
スーパーキャリイのリーフの刻印は黄色なんですよね
通常キャリイは白色なので仕様が違うようですね
軽トラの直進安定性が無いのはホイールベースの短さ
これは小回りを優先したため
農道はとにかく狭くて角度のキツイカーブがあります
また狭いところで転回しないといけないので小回りは必須
ハイゼットもキャリイも最小半径3.9mとなってます
現行アルトが4.4mなのでかなり小回りになります
農道は行き止まりがほとんどなので転回必須
DA63Tはホイールベースが長かったので小回りが効かず脱輪が酷かったとか
クレームが多く急遽DA65Tショートホイールベース車出しました
しかしハイゼットがショートホイールベースのままだったためハイゼットに軍配が上がりました
ハイゼットの方が装備も良くて車がしっかりしてるように見えます
だけどキャリイに乗る
祖父がDA51Tを買い親父がDD51TからDA63T今のDA16Tと来てます
DA51Tの前にST31かST41に乗ってたらしいです
代々キャリイに載ってますのでこのままキャリイに乗ります