冬眠中🐾
プリウス ZVW50
頬を訪ねし冴ゆる風 もてなしを終えた秋落ちて冬至る🍂
朝の憂愁さえ蒸発するような 激しくも静かに燃えていた命🦩
陽は雲に隠れ人は消えた夕暮れ その身をまだ焦がすのは誰のため🍁
色葉撫でる寒色の風 仰げば尊し秋色のパレット🎨
桜は春にだけ秋桜は秋にだけ 咲くなら誰しもきっとそう💐
白雨の跡を漂う影は 季節を移ろう小さな浮舟🍂
闇を這う朱赤の蜘蛛を吊れば 朱夏に咲いた線香花火の名残🕸️
鏡に焼きついた夏の残像 日焼けした爪先で向かう 生まれたばかりの秋を探しに👠
寄せる波は寂しさまで連れてくるから 呑気に浮いた夏の怪物の背を追う☁️
寒蝉も猫もみんな抜け殻 青き風だけが駆けて揺らした楡の葉🎐
駆け抜けるより 各駅停車で向かう夏の終点🚃
見なくていいものほど目に入るもの だから世界は時折ベールを纏う👰♀️
六月の太陽はご機嫌ななめ 季節が彩度を上げるまでは雨に濡れたままで🌳
五時すぎの空は疑いもせず五月晴れ 雨を乞う命の声に惜春のワルツ💃
皐月の空を泳ぎ続けて 疲れた鱗が灯る水界🐠
花弁の零れゆく音は静か 浮世ひととき華胥の夢🌸
ゆび先で触れたなら 春は零れてしまうもの 雀が蜜を盗むなら私は何を盗もう🌸
白日夢に泳ぐ魚 溺れるなら花の海で🌸
青いお空が綺麗だから 鈍行でゆく春行き列車🌼
三寒と四温は繰り返して 足音を立てずに近づく春🐈
孤独を乗せ廻る冬の輪郭も まだ昏々と眠る春の背中も 今はそこにそっと在るだけ🎡
寒がりのロビンソン・クルーソー 迷い込む霧の向こうは冬帝の棲家❄️
霞の空に陽光の弦 触れれば冷たくも温かな音色🐍
もろびとこぞりて 清しこの世に響いた讃美歌🎄
暖色の羽衣が舞う頃 錦の袖を掴めば冷たいから 冬との出会いは秋との別れ🍂
朱も交われば燃える赤 生き延び方は語らないストーリーテラー 🍁
色づく葉は秋の花 愁う心は焚べて灯し火🍁
未だ色付かない白露でも ト音記号を辿れば律の調べ🎼
ひとりぼっちは嫌 そっとしておいてほしいだけ🐣
彼岸への道辻濡らす遣らずの雨 此岸に降りた赤卒は誰かの遣い🧚♀️
口元には9グラムのアルカロイド 用法用量を守り正しくお使い下さい💋
時として必要なものは 無関心な猫と糖分と暮相の空🪐