ハイラックスのGarage Miniz・ボディーリフト・2インチボディリフト・電動格納ステップ・MS614-0K001に関するカスタム事例
2025年07月07日 05時01分
ディーラーお任せのカーライフは快適ではあるものの、用意された選択肢の中に真の自分の意思が存在しているのか疑問を感じ、買換えを機にカスタムに走りました。 苦労も含めた楽しさが手に入りました。
Garage Minizの2インチボディーリフトキット取付け作業の続きの投稿です。
今回は、荷台の持ち上げから荷台側のの一通りの作業と最後に純正電動格納ステップの取付け状態を記します。
運転席側の荷台をフレームに固定するボルトを外し、荷台を持ち上げた際にずれ無い様にボディーリフトキットのボルトを軽く止めます。
上側の写真は運転席側で緑の点線がボルトです。3本ともにネジ止め剤で固定されておりとても硬く締まっています。デープソケットに長いラチェットハンドルやスピンナハンドル、またはT型ハンドルなどを使い力を掛けて外していきます。
左下の写真は、青の点線の位置にキットのボルトを軽く止めた状態です。
助手席側のフロント側のボルトを外しますが、タイヤハウスカバーの裏にありクリアランスが狭くとても大変です。
右下の写真は、ボルトが見えるようにするため、タイヤハウスカバーのクリップを外し、クリップの穴にスズランテープを掛けて引っ張った状態です。スズランテープは近くの物置に巻いて動かない様にしています。
左上と左下の写真の緑の点線が車体とフレームを固定するボルトです。下側はボルトが外れた状態です。
私は持っている一番長いスピンナハンドルを使いましたが外せず、右上の写真の様にラチェットハンドルの柄の端をディープソケットをはめたT型ハンドルに差し込み長さを稼ぎ、やっとボルトが外せました。
また青の点線の2本のボルトを外し燃料パイプを固定するブラケットを取り外します。右下の写真は取り外したブラケットです。
左上の写真の緑の点線の位置にある助手席側の中央とリアのボルトを外します。
右上の写真は、青の点線の位置にキットのボルトを軽く止めた状態です。
左下の写真は車体から外した6本のボルトとゴム製のブッシュです。緑の点線がブッシュで、右下の写真の矢印の位置のようにボディーリフトキットのスペーサーとボルトの間に入れ使います。
運転席側からジャッキをタイヤに乗せて、ボディーを持ち上げる際にも使用した2×4の40cmの木材を当てて荷台を持ち上げます。
上側の写真の青の点線のとおりボディーリフトキットのスペーサーを入れボルトを仮締めして、ジャッキを降ろします。
この際にボルトにはネジ止め剤を塗っておきます。
リアサイドから見るも左下の写真のように荷台は運転席側か持ち上がった状態となります。
次に助手席側を持ち上げる前に燃料パイプのクランプを緩め給油口側の金属の部分と燃料タンク側のゴムの部分を外します。右下の写真のオレンジの部分がクランプのボルトです。
クランプを緩めて燃料パイプを外すのはタイヤハウス側からだとかなり狭いので、左上の写真の様にスペアータイヤを外した荷台の下からだと少し作業し易くなります。
次に右上の写真のとおりジャッキで荷台を持ち上げると、スペースがかなりできます。
左下の写真のとおりボディーリフトキットの延長ホースとクランプを燃料パイプに取付けます。
燃料ホースの延長ができたらフレームと荷台の間にスペーサーを入れボルトで仮締めをしたいきます。右下の写真の青の点線は助手席側のフロントのボルトにスペーサーをボルトを仮締した状態です。
左上の写真のとおり青の点線の位置に助手席側の中央とリアのスペーサーとボルトを仮締めします。スペーサーを全て入れ終えたらジャッキを降ろし、6本のボルトを本締します。
ボルトを本締したら最後に運転席側のタイヤハウスライナーを的に戻しクリップ(緑丸)で止めます。
左下の写真は荷台が左右両方持ち上がった状態ですがバンパーが上がっていないため少し不恰好になっています。
ボディーリフトキットのバンパーを持ち上げるステーを取付けていきます。バンパーが落ちるのを防ぐため右下の写真のとおり養生テープでバンパーを荷台に固定します。
左上の写真は運転席側のバンパーをフレームに固定しているステーです。緑丸の位置の4本ボルトを外します。右上の写真はボルトとステーを外した状態です。
助手席側も同様にボルトとステーを外します。左下の写真のは助手席側の外した状態です。
右下の写真は純正のステーとボディーリフトキットのステーを並べた状態です。キットのステーは真っ直ぐな形状をしていて、この部バンパーが持ち上がります。
上側の写真のとおりキットのステーを使用し各4本のボルトでバンパーとフレームを固定します。
下側の写真はステー交換前(左)と後(右)の写真です。私の場合は交換前にバンパーの高さが約55cmだったのが、交換後は約60cmとなっています。ステーを交換すると自然な見た目となります。
最後にサイドステップを取付けます。
助手席側は純正の電動格納ステップがついているので、ブラケットとアームの間にステンレス製のM8用 内径8.2mm 外径25mm 長さ50mmのスペーサーを入れて、強度区分8.8のハイテンションボルトでM8 75mmで取付けたいます。またSS400丸鋼Φ55mm5cmに錆止め剤を塗ったものを補強のため中央に入れています。
運転席側は写真が無いですが取り外した時の逆の手順で取付けます。
運転席側と助手席側のサイドステップの位置を写真で比べてみると、電動格納ステップがついている助手席側が少し低くなっているのが分かります。
これで2インチボディーリフトの作業は全て終わりです。