アルトワークスの自滅の刃 さんが投稿したカスタム事例
2019年06月23日 14時31分
突然の難病で足に障害を負い就労不能になりニートやってます。 現在はマジェスティ125しかありませんが元整備士なのでたまに車にも関係する事や塗装なんかを暇つぶしにやってますのでよろしくお願い致します! また、YouTubeでバイクのDIYや塗装に関するずんだもん解説チャンネルも始めたのでよろしければご覧頂ければと思います
さて、入院から今日で18日になります。
冒頭の写真の通り変な機械を身体に繋がれてますが
ここに車ネタ以外投稿してただの日記帳にする気は無いので医療を無理矢理車ネタにしてやろうと思います!
そもそもなんで入院してるのか?
それは特発性大腿骨頭壊死という国の指定難病にかかった事から始まりました。
写真は人の股関節のレントゲンですが、人間の体の中で最大の関節です。骨は固い物ですが絶えず新陳代謝を繰り返しています。
細胞の生成→破壊→吸収→再生
その大腿骨側の頭(骨頭)がなんらかの理由で血流不足を起こして破壊→吸収はできるものの再生されない状態になります。そうすると丸かった骨頭が歪な形になり、最後は体重や衝撃に耐えられず陥没骨折します。当然痛いし歩けません。
写真はネットで拾った物ですが私のは半分程潰れていました。
医師によると両大腿骨頭壊死で右は人工骨頭(画像の物)にする以外に方法は無いとの事で近くの大学病院に転院し手術を受けました。
そしてダークサイドに堕ちた私は超激痛な手術を終えて辛いリハビリを乗り越えて不完全ではあるものの画像のように人工物に支えられてダースベイダーのごとく復活を遂げたのです。
が、退院後初の通院で医師から告げられた事は
「感染症にかかっており、緊急入院」
そして再手術を受けて骨頭の一部のパーツを交換して様々な機械を取り付けられて今に至ります。
前置きが長くなりましたがここから車ネタになります。
痛みも減り、暇だったので周囲の整理をしているとプラスチックの容器に入った謎の物体が棚に置いてありました。それを見て私はすぐになんなのか理解しました。画像にあるインサートと骨頭(ボール)
です。おそらく入り組んだ部分は特に細菌を取り除くのが難しいらしく交換して外したものであると理解しました。そしてたまたま来た看護師になんで置いてあるの?と尋ねると
「それはダースベイダー岡田さんの体内に埋め込まれた時点でダースベイダー岡田さんの所有物となるので感染の危険が無い物は勝手に破棄できないのです。大体の方は記念に持ってかえりますね!」
との事であった。
そして手に取り観察をしてみた。
黒くて丸い
医師が外す際叩いたりこじったりした傷がある。
ちょっと小さいけど重量もかなりありシフトノブにつかえるんじゃね?傷も医師と私が闘った証と考えればいい味になる。しかもこのボールには残念ながら無いが本体自体にはシリアルナンバーが刻印されている。その部品であり、一点物。人工物とはいえ自分の中に埋め込まれていた物で、そんな物をシフトノブにするなんて最高にクレイジーじゃないか!
とかなんとか考えてる自分であった。
でも、本当にやる価値あるかも…