ダットサン Zのs30・s30z・フェアレディZ・旧車に関するカスタム事例
2025年05月10日 04時48分
このクルマの用途はほぼ首◯高エリアのナイトドライブか日中に走るとすればターンパイクなど箱根まわり。
やはりハイカムにキャブの50パイはゆっくり走るには不向きです。
S30型のZは初期型(240z)から年式を追うごとに車重は増え続け、後期の280Zではプラス200kgとかなり重くなります。
その分シャーシは強化され、剛性感はもちろんその乗り味は全く異なります。
それなりのスピードレンジで、少しでも剛性感を感じ、安心してアクセルを踏むのに、自分が一番大事にしていることが「ショックストローク」。
所詮は70年代のクルマ。サーキットならまだしもストリートの荒れた路面ではボディがサスペンションのようにウネリます。
そのぐにゃぐにゃ感を抑えようとショックの減衰を固くしても跳ねるばかりか、コーナーではタイヤが浮きバンバン横っ飛びしていきます。
つまり路面の悪いストリートでは減衰を固くすればするほどアクセルは開けられない方向になってしまいます。
なので、極力ショックの減衰は抑えたい。だからこそ十分なショックストローク量が必要になります。
しなやかさや粘りは柔らかいスタビ。ロール剛性は硬いサススプリング。接地感がショックの減衰など、走って走って色々試して出した自分なりの答え、足周りの考え方です。
このトライアングルタワーバーは数年前にヤフオクでポチった一品。海外メーカーに元祖的なもっとかっちょいいのがありますが、価格が手頃だったこともあり試しに入れてみました。
s30zはタワーバーの効果を感じやすい前後ストラット形式です。
ホントはテンションロッドの根元を左右繋げたり、サトタツバーと呼ばれるリアのロアアーム根元を固めるなど下回りのほうが分かりやすく剛性感が得られると言われています。
・・が、悲しいかな見えるとこから手をつけてしまうのがビンボー人の性なのか。。
実際の効果のほうは、正直ストラットタワーを繋いだだけの普通のタワーバーと比べて驚くような違いを感じることはできませんでした。
タワーバー自体はもちろん無いよりはあったほうがしっかり感が得られます。