BGFKさんが投稿したカスタム事例
2025年04月13日 16時24分
音楽を語り楽しみ感じるオーディオを
「オーディオなんてその人が楽しめればそれでいい」
のが大前提なんだけど
海外のことは知らないが日本のオーディオについては最近特に思ってることがあって
メーカーも、音響エンジニアも、売る方も、提灯記事書く人も、そしてエンドユーザーも、
あまりに生音と乖離したところで「オーディオ」やってるんじゃなかろうか、ということ、、、
これにムカッとした方もいると思うけど
「最後に生音聴いたのはいつですか」と。
上の挑発について事細かく論証することはまだ出来ないが
差し当たり感じている問題意識は
「音圧」「音数」「空気感」
これらでハイエンドと称するカーオーディオも含めて、現実の生音にはほど遠いということだ
いやむしろ、オーディオ自体の、余力としての可能性と、限界の問題かもしれない
今日は吹奏楽を聴きに行った
3000円で一番安い席
3階だ
そのため音圧は昨年同じホールで聴いた2階よりも少し下がってたと思う
それでも、自分の車でも再生するのは厳しいような音圧を繰り出してくる
圧とは、単に音ではなく音楽としての「圧」なのだ
また音数でも、同じような編成のオケものの音源は当然聴いたことあるのだが、
現実はそれとは異質の音数なのだ
これは、オーディオではマルチウェイで帯域分割がふえるとその分クロスポイントが増える
そこでマスクされる音が出てくる可能性が高い
さらにはタイムアライメントの功罪もあると感じている
よく調整されたデモカーのオケの音は何故か音数が少ないと自分は感じる
今日目の前で生音聴いて、ますますその点を確信している
そして空気感
これは録音する側、編集する側の問題がまず大きい
マルチマイクで楽器の目の前にたくさん配置されている
そうして出来た音源は、放送局系の音源にありがちなんだけど、ホールで聴く音、聴こえる音とは違う「何か」になっている
自分は、適度にホールの空気が感じられる音が好きなのだが、
聴いてられないようなオケものの収録も少なくない