X6 Mのボディカラー図鑑・Mモデル・Mドライブ・Mボタン・DSCに関するカスタム事例
2025年05月26日 07時09分
ボディカラー図鑑?
Google pixel 広角レンズで撮影。
ボディカラー → アルピンホワイトⅢ
ルーフカラー※ → ブラックサファイアメタリック
※BMW individual color
ルーフのみがブラックペイントの別注仕様
White & Black
前後キャリパーは「バナナイエロー」のワンポイント。
「ビビッドカラー」の大型のブレンボキャリパーはなんと言っても他車からの並走時に存在感が増して映える効果があります。
M1/M2 (Mドライブ)ボタン
オーナー(自分)による取説(インプレッション)
車両備付及びアプリの取扱説明書はドイツ語を妙な言い回しで翻訳していて、なんともわかりづらいです。
Mハイパフォーマンスモデルの機能「Mドライブ」は単純なボタン1つでのスポーツモードの切替ではありません。
idriveのオンボードコンピュータで、主にエンジン出力、サスペンション減衰、パワーステアリング応答性を三段階で行うセッティングです。
❶ エフィシェントまたはコンフォート(快適/燃費重視)
❷ スポーツ(パフォーマンス重視)
❸ スポーツプラス(ハイパフォーマンス重視)
しかし、これだけではなく「DSC/トラクションコントロール」と「ドライブロジック/シフトスピード」も三段階に行う事で、何通りもの細かい乗り味の調整が可能です。
逆にそこまでセッティングをしないとクルマの持ち味を愉しむことはできません。
DSC(ダイナミックスタビリティコントロール)とは、トラクションコントロールのセッティングになり、下記の三段階で調整します。
❶ DSC ON
❷ MDM
❸ DSC OFF
❶のDSCがフルで効いている状態はエンジン出力をスポーツやスポーツプラスに設定していてもスライドはしません。スタートダッシュのフル加速から、シフトアップをするとき一瞬に滑る感覚があるのはこの電子制御により空転を抑制しているようなのです。
❷のMDM(Mダイナミックモード)はDSCを完全にはオフとせずにコーナリングでのスライド(ドリフト)を多少は許しながらも、破綻寸前での制御が働きます(未確認ですが)。スタートダッシュのフル加速ではさらにトルクが増した感じで一瞬滑る感覚はなくパワフルです。
❸のDSC OFFは完全に電子制御が切ってあるため、大きくアクセルを開けるとさらに力強いです。しかしグリップを失ったときの挙動は大事故になるので公道での使用はまず御法度だと思います。Uターンでステアリングを切ったところからグイっとアクセルを踏むとガラガラっとリアが流れます。
高速道路の入口からの加速や追越しでの力強い加速を求めるのであれば、MDMでマージンをとるほうが無難です。
DSC OFF は車両側からも警告⚠️がでます。
またトラクションコントロールを❷と❸の状態でM1/M2ボタンを押すだけではプログラムは変わりません。
もう一度同じボタンを押すと、移行します。
ボタンを2回押させることでドライビングの注意喚起を行なっています。
Mモデルは元は純粋なDTMレーシングカーの遺伝子。
市販モデルにディチューンしたものでも、実にパワフルです。
みなぎるパワーとは裏腹に安全運転の心構えも忘れてはなりません。